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『ファイトソング』“キス寸前”エンディングで視聴率上昇確定? 恋の進展と連動か

『ファイトソング』“キス寸前”エンディングで視聴率上昇確定? 恋の進展と連動かの画像
ドラマ公式サイトより

 清原果耶(かや)が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『ファイトソング』。1月25日に放送された第3話の視聴率が世帯平均視聴率で8.2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録した。前話から0.1%増と“ほぼ横ばい”だが、次回放送では大幅アップも期待できる。なぜなら、第3話は木皿花枝(清原果耶)と芦田春樹(間宮祥太朗)がキス寸前というところで終わっており、2月1日放送の第4話は、気になるその続きから始まるはずだからだ。

 第2話で晴れて付き合うこととなった花枝と芦田。第3話では、2人のたどたどしい“期間限定の恋愛関係”が描かれた。上流階級が集いそうな高級料亭での食事、春樹の自宅で“反省会”と称して行った「恋とは何か?」というネットリサーチ、そして待ちに待った恋人らしい中華街デートといった、めまぐるしくクセのある展開が繰り広げられ、SNS上では「初デートで料亭で懐石コース料理とかセンスが酷すぎて間宮草」「ししおどしのシュールなシーンから始まって反省会までw」「恋をググるなwww」といったツッコミが続いた。

 ただ、花枝に対する芦田の心境はといえば、“恋人”でありながらどこかドライ。それもそのはず、芦田は「ヒット曲をつくるために、恋愛を経験して人の心が分かるようになりたい」という理由で花枝に告白したからだ。花枝も、その思惑を理解したうえで交際を受け入れた。花枝としては、自身の病気により“もうすぐ耳が聞こえなくなるかもしれない”という恐怖を抱えており、思い残すことのないよう「最初で最後の恋愛を楽しみたい」と考えている。

 そのため、2人には“好き”という感情がまだ芽生えておらず、どこか他人行儀なのだ。第3話ではその関係性が基本であり、視聴率もそれを象徴するかのようなほぼ横ばいだった。

 第3話終盤では、芦田は「君のことをもっと知りたい」と言い、花枝に顔を近づけ……というところで終わった。第4話ではその先が明らかになるが、2人の関係が恋愛に近づき、ストーリー展開が加速するとなれば、ラブストーリーを期待する視聴者の注目度も増し、視聴率もさらに上昇するかもしれない。

 ただ気になるのは、第4話の予告編。芦田から「いままでありがとう」という言葉が告げられる。“期間限定の恋愛関係”は早くも終わりなのか……? 第4話も急展開の連続になりそうだ。

■番組情報
火曜ドラマ『ファイトソング』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清原果耶、間宮祥太朗、菊池風磨、東啓介、藤原さくら、若林時英、窪塚愛流、莉子、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ ほか
主題歌:Perfume「Flow」(UNIVERSAL MUSIC)
音楽:大間々昂
脚本:岡田惠和
プロデューサー:武田梓、岩崎愛奈
演出:岡本伸吾、石井康晴、村尾嘉昭
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:tbs.co.jp/fight_song_tbs2022

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2022/02/01 12:00
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