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広告ディレクター/甲州一隆
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パブリッシャー/揖斐憲
※=外部スタッフ

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本

日本全国「ヘンな駅」をめぐるガイドブック、ここに誕生!『珍駅巡礼』

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『珍駅巡礼』(著:西崎さいき/イカロス出版)

 去年の年末に、NHKのBS1で『にっぽん木造駅舎の旅』を一挙放送していて、「やっぱり木造の駅は郷愁が漂っていて和みますね」なんて、なんのヒネリもない感想を抱きながらボケーっと見続けてしまった。こうした木造駅舎は老朽化が進んで改築を余儀なくされ......みたいな話をするまでもなく、時代の流れとともに希少価値と歴史的価値が付加されて、いま注目されているわけだ。近年ちょっとしたブームになったいわゆる「秘境駅」も似たような価値観の上に成り立っているといえるだろう。

 さて本書は、日本全国に9,700あるといわれる駅のなかから、「どうしてこうなった?」と思わずツッコミたくなる「ヘンな駅」を、JR線にあるものを中心に221カ所厳選、著者の西崎さいき氏自身が撮影した数々の写真とともに紹介したものだ。選考の基準は、上述したような「消えゆく鉄道遺産」的なノスタルジックな視点ではなく、ずばり「おもしろさ」。テレビ番組でいうなら『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)に近いだろうか。


2010.02.08 月   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter

本

"最後の巨匠"山田組の現場を追う『山田洋次 なぜ家族を描き続けるのか』

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『山田洋次 なぜ家族を描き続けるのか』
(著:新田匡央/ダイヤモンド社)

 1月31日、山田洋次の最新作『おとうと』が全国で封切られ、興行成績は『アバター』『オーシャンズ』に次いで3位(2月2日付)、gooのユーザーレビューでは1位と、好調な滑り出しを見せている。78歳の巨匠は衰えることを知らず、老いてますます盛んな様子だ。

 山田洋次、といえば『男はつらいよ』や『釣りバカ日誌』(脚本のみ)、『学校』の各シリーズで有名だが、近年、新たな境地を拓いている。ことに、『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』『武士の一分』の時代劇三部作は、東北の下級武士を描いた新しい時代劇として高い評価を受け、『たそがれ清兵衛』は第76回アカデミー賞外国映画賞にノミネートもされた。


2010.02.06 土   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter

本

収納名人のポールニューマンは意外とマックスマーラー? 『声に出して言えない日本語』

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『声に出して言えない日本語』
(編:玉袋筋太郎/KKベストセラーズ)

 この頃、140文字以内で「いま何している?」を伝え合うtwitterが大流行している。パソコンからでも携帯からでも、自分の興味があるコミュニティーの人たちとネット上で、つぶやき程度の文を書くだけでつながれる、という手軽さが人気のようだ。

 ここで重要になってくるのが、決められた文字数内で簡潔に面白いことを伝えるための語彙センス。そのことに一役買ってくれそうな一冊の本が発売された。

 その名も『声に出して言えない日本語』(KKベストセラーズ)。浅草キッドの玉袋筋太郎氏が編集を務めているこの本は、「月刊アサヒ芸能エンタメ!」(徳間書店)で2006年12月から08年10月まで連載されていた記事を加筆・修正したもの。サブタイトルの「おとなの言い替え辞典」が示す通り、人前で声に出して言うのは憚られるストレートな表現の言葉を、周囲の人に気付かれない、思わず噴出してしまう絶妙な言葉に言い替えている。


2010.02.02 火   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter

本

「鬱憤こそがアイディアに」元フジ名プロデューサーが語る『怒る企画術』

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『怒る企画術!』ベストセラーズ

 よく、上司に「アイディアを出せ!」と言われるけれど、どうしたらいいアイディアが出てくるか見当もつかない。企画を出しても出しても却下されるばかりで途方に暮れる。そんな経験、ありませんか?

 この『怒る企画術』(KKベストセラ-ズ)は、元・フジテレビのプロデューサーで、『笑う犬の生活』『トリビアの泉』『爆笑レッドカーペット』などの人気バラエティー番組を手がけてきた吉田正樹氏が、企画の挙げ方、企画の取り上げ方について記した新書だ。氏のテレビ業界での豊富な経験を元に、「あの番組では」「この番組の時は」と、ひとつひとつ事例を挙げながら、吉田流企画術を分かりやすく教えてくれる。上司、部下、両方の目線で語られているので、どちらの立場の人にも使える一冊だ。また、企画だけにとどまらず、マーケットの広げ方、仕事に対する姿勢、世の中を見る目など、吉田氏の考えをぎゅっと凝縮した内容となっている。テレビ業界の制作秘話も聞けて楽しい。


2010.01.28 木   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter


表紙
最新号ピックアップ 月刊サイゾー2月号1月18日発売!
〈ジャニーズ写真流出〉の真相は!?/〈実写版ヤマト〉の敵はキムタク?/〈検察タブー〉の弱体化って何?/〈記者クラブ〉やっぱりいらない!? ほか


本

ミックスナッツ、ジャムトースト......ヤバすぎる!? 冗談のような『変な給食』

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『変な給食 』(著:幕内秀夫/ブックマン社)

 現代の給食は、栄養摂取基準を満たしただけの、食べ合わせを全く無視した食事なのか、ハタマタ、単なるおやつに成り下がってしまったのか。この本『変な給食』では、全国で実際に食べられている、総勢73点のおかしな給食を写真付きで紹介している。

 例えば、「桜エビのかきあげ、味噌汁、黒糖のパン」という、なぜか米ではなく、黒糖パンを主食にしてしまったナンとも奇妙な組み合わせや、「酢豚、ジャムトースト、みつ豆」と、もはや食事とは言いがたいお菓子のような給食。さらには「いためそば、ミックスナッツ、トマトケーキ」という、まともなおかずと米を出せ~! と思わず叫びたくなるような粗末な貧乏給食など、冗談のような衝撃的な給食写真の数々が掲載されている。


2010.01.25 月   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter

本

有名写真家の未発表作品 トナカイの季節移動を追う『CARIBOU』

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『カリブー 極北の旅人』新潮社

 星野道夫氏をご存知だろうか。カリブー(トナカイ)、グリズリー(ヒグマ)など、アラスカを中心に極北の動植物やそこで生活する人々の写真を撮り続け、1996年、ロシア・カムチャッカでテントを張っていたところ、グリズリーに襲われ死去したという、なんとも壮絶な人生を送った動物写真家だ。

 この本『CARIBOU‐極北の旅人‐』(新潮社)は、その星野道夫氏の未発表作品をまとめ、死後13年の時を経て完成した写真集だ。星野氏のライフワークであるカリブーの季節移動を、80年、86年、92年の6年ごと、3回に渡って追い、撮影したもの。カリブーの大きな角が勇壮で、サンタクロースのそりを引くようなメルヘンなイメージはない。写真に加え、カリブーの生態や、カリブーを追った紀行文で構成されていて、ボリュームのある一冊となっている。随筆家としても活躍した星野氏の文章は、格調高く、カリブーを題材にした詩のようでもある。


2010.01.22 金   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter

本

池田大作ミイラ化計画もあった!? 元公明党委員長が綴る「虚飾の王」との50年

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著者の矢野絢也氏(写真=田附愛美)

 公称会員数827万世帯(創価学会発表)の宗教法人「創価学会」(以下学会)。そのトップに君臨する池田大作名誉会長の実像に迫る本『私が愛した池田大作「虚飾の王」との五〇年』(講談社)が話題になっている。著者の矢野絢也氏は公明党の政治家として書記長や委員長など最高幹部を歴任し、1993年に政界を引退。その後、政治評論家として活動中だ。

 バリバリの"エリート学会員"だった矢野氏と学会の決裂が決定的となったのが、05年のいわゆる"黒い手帖事件"。氏が公明党時代から約40年にわたり、政治活動の詳細や学会の重要事件の表裏を記録してきた100冊に及ぶ手帖が、公明党議員OBらにより持ち去られる事件が発生。矢野氏は、学会の暗部も記されたこの手帖の返還と、元国会議員3人にそれぞれ1,000万円の損害賠償などを求めて提訴した。一審では矢野氏が敗訴したものの、09年3月の控訴審判決では一審判決が取り消され、元公明党議員らに手帖の返却と300万円の支払いを命じる逆転判決が下された。その後の最高裁で矢野氏の勝訴は確定、昨年10月には約4年ぶりに手帖が手許に戻ってきた。


2010.01.21 木   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter

本

世間を震撼させた猟奇殺人事件のその後『判決から見る 猟奇殺人ファイル』

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『判決から見る猟奇殺人ファイル』
(著:丸山佑介/彩図社刊)

 裁判員制度が施行されてから半年が過ぎ、世間では死刑の是非が活発に議論されている。「足利事件」のような冤罪事件もあるし、「死刑になりたいから(殺人を)やった」などと言って殺人を犯す者も少なくない。今、死刑の有効性が問われているのだ。ショッキングな殺人事件が起こると、各メディアはこぞって取り上げ、過熱した報道がなされるが、しばらくすると熱が冷めたように忘れ去られてしまう。控訴、上告と、裁判に時間がかかりすぎるためだ。また、刑が確定してからも、なかなか執行されない。逮捕された容疑者のその後、死刑が求刑された被告のその後など、知っている人はおそらく少ないだろう。

 この本『判決から見る 猟奇殺人ファイル』(彩図社)は、ノンフィクションライターの丸山佑介氏が、世間を震撼させた殺人事件、いわゆる"猟奇的"な殺人事件のあらましをまとめた本だ。古くは終戦直後に起きた、100人超の赤子を殺した「寿産院もらい子殺し」に始まり、近年では「和歌山毒カレー事件」「佐世保小六同級生殺害事件」など、戦後に起きた多くの事件の中から23の事件を取り上げている。特に逮捕されてからの法廷での争いに重点を置いて書かかれていて、戦後の殺人事件史・裁判史ともいえる内容になっている。事件は多くの場合、一審の判決が確定してから熱を失うものだが、本当に面白いのはそこから先であり、裁判は被告人や弁護人、検察官や裁判官による手に汗握るせめぎ合いなのだ、と著者の丸山氏は語っている。


2010.01.06 水   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter


表紙
最新号ピックアップ 月刊サイゾー2月号1月18日発売!
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本

"ダメカワイイ" 愛すべき東ドイツ製トンデモ商品の数々『ニセドイツ』

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『ニセドイツ〈2〉≒東ドイツ製生活用品』
(著:伸井太一/社会評論社刊)

 アディダスのスニーカー、ライカのカメラ、ダイムラーのベンツ――ぼくらは普段、多くのドイツ製工業製品に囲まれ、暮している。ベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが統一されてから今年で20年を迎える。東ドイツというと、浦沢直樹『MONSTER』(小学館)や、第79回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画『善き人のためのソナタ』など、陰々鬱々としたマッドな共産主義国家、といったイメージが強いが、実際のところどうだったのだろう?

 この『ニセドイツ1 ≒東ドイツ製工業品』『ニセドイツ2 ≒東ドイツ製生活用品』は、ベルリン在住のドイツ文化研究者でありフリーライターの伸井太一(のびい・たいち)氏が、旧・東ドイツのヘンテコな工業製品・生活用品についてまとめた本だ。商品から文化、政治的背景まで詳細に記され、いたるところダジャレが満載、ユーモアたっぷりの内容だ。ドイツ国旗を模した黄色と赤の表紙には、東ドイツ製自動車「トラバント」がカッコよく映っている。"ニセドイツ"とは、"贋"ではなく"似せ"の意。経済的・技術的に伸び悩み、自国のアイデンティティーに伸び悩む東ドイツ製品の似せ性である、と伸井氏は語る。


2010.01.04 月   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter

本

ガイジンが見たクールでHENTAIな日本『ザ・ニッポン・レビュー!』

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『ザ・ニッポン・レビュー!』
(著:えいち/洋泉社刊)

 ジャパニメーションが世界を席巻し、それに伴い諸外国における日本文化への関心がとみに高まっている。『ドラゴンボール』は世界40カ以上で放映、コミックスも世界累計3億5,000万部を超えるメガヒットとなり、いまだ人気冷めやらぬ様子。『ポケモン』『ワンピース』『ハルヒ』なども絶好調だ。"OTAKU""HENTAI"はすでに国際語として浸透し、日本はポップ・カルチャーの発信地として耳目を集めている。

 この『ザ・ニッポンレビュー!』は、月間200万PVを誇る人気ブログ「誤訳御免!!」を書籍化した本だ。「誤訳御免!!」とは、英文記事や外国人のアニメ・マンガ評など、日本と日本文化を語る海外掲示板を翻訳したブログ。その「誤訳御免!!」管理人・えいち氏が、2006~09年の3年間の記事の中から特に面白いものを厳選し、まとめている。日の丸と刀を背負ったメイドの表紙がCoolだ。


2009.12.27 日   はてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク livedoor クリップ みんトピに投稿 newsing it! この記事をChoix! 友達に知らせる Twitter