サイゾースタッフ
チーフエディター/佐藤彰純
エディター/平野遊
エディター/山田裕子
エディター/北村千晶
デザイナー/cyzo design
Webデザイナー/石丸雅己※
広告ディレクター/甲州一隆
ライター(五十音順)
竹辻倫子※/田幸和歌子※
長野辰次※/平松優子※
プロデューサー/川原崎晋裕
パブリッシャー/揖斐憲
※=外部スタッフ
しずる 緻密なマーケティングと確かな演技力で突っ走る「腐女子枠のプリンス」
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お笑い人気のうちの何割かは、いわゆる「腐女子」的な目線によって支えられている。これは、お笑い業界人やお笑いライブに通っているような人間ならば誰でも知っていることだ。
「腐女子」とは、男性同士の恋愛を扱った小説やマンガを好む趣味を持った女性のこと。彼女たちは、単にボーイズラブを描いた作品を好むだけではなく、物語の登場人物や、実在するアイドルや芸人の男性同士の間にも勝手に恋愛関係を読み込んで、妄想を広げるのを楽しんでいる。
若手芸人が出演するお笑いライブでは、観客の大半は女子中高生を中心にした若い女性たちだ。もちろん、彼女たち全員が正真正銘の「腐女子」であるわけではない。だが、多かれ少なかれ「腐女子」的な関心を持って、男同士が仲良く戯れる様子を見たいと思って劇場に足を運んでいるというのは恐らく間違いないだろう。
仕事も家庭も......青木さやかが不器用に体現する「現代女性の映し鏡」
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1月14日、青木さやかが『笑っていいとも!』の生出演で産休を宣言した。青木は「元気な赤ちゃんを産みたいと思います!」と力強く宣言。司会のタモリは、青木のお腹に手を当てて、持ちネタの安産祈願を披露していた。
青木さやかとは何者なのか? この問いに正確に答えるのは難しい。普通に考えるなら、彼女は「お笑い芸人」のカテゴリーに属する人間である。だが、本人にその自覚が足りないようなところもあり、なかなかつかみどころがないのだ。青木のこれまでの芸人人生をたどりながら、彼女の占めている特異な地位について考えてみたい。
今田耕司 好きな司会者第3位にランクされる「代弁者としての3つの極意」
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ダウンタウンの人気が全国区で勢いを増していた90年代前半、今田耕司といえば、世間ではまだ「ダウンタウンファミリーの一員」といった程度のイメージでしか見られていなかった。当時の彼は、ほとんどダウンタウンの番組にしか出ていない状態だったからである。
だが、現在では、今田をダウンタウンの取り巻きの1人にすぎないと思っている人はほとんどいないだろう。彼は90年代後半から地道にテレビで活動の幅を広げ、今ではバラエティー番組の司会者としては業界内でもトップクラスの評価を得ている。誰を相手にしても確実に番組を盛り上げる高いスキルを持っている今田は、今後もテレビ界で引っ張りだこになることは間違いないだろう。
我が家 「変幻自在のローテーション」が3人のキャラ薄をメリットに転化する
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2009年12月23日、我が家のDVD『我が家単独ライブ HOME PARTY 2009』がリリースされた。これは、09年8月に行われた単独ライブの模様を収録したもの。即日完売で注目度も高かった公演で、漫才あり、コントありの盛りだくさんの内容になっている。
我が家は、3人が次々に入れ替わって話を進めていく「ローテーション漫才」と呼ばれるスタイルを編み出したあたりから、少しずつ業界内で注目されるようになった。ローテーション漫才とは、ボケとツッコミの役柄を3人でどんどん入れ替わりながら演じていくというもの。漫才の中で、2人でボケとツッコミを入れ替えるのはたまにあるが、トリオでそれをやるという発想は斬新だったのだ。
ハライチ "ツッコミ"を棄てた関東M-1新世代が生み出す「面の笑い」とは?
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関西出身ではない人が漫才ネタを作る場合には、ひとつの大きな壁がある。それは、ツッコミの嘘臭さをどのように克服するか、ということだ。
いわゆる「ボケとツッコミ」は、関西の文化である。関西人の日常会話では、相手のボケに対してツッコミを返すのが自然であり、その関係性は疑うまでもない。だから、関西芸人は、ボケとツッコミの関係性を軸にしてそのまま漫才を組み立てていけばいいのだ。
だが、非関西芸人の場合にはそうはいかない。関西出身ではない人間にとって、「ツッコミ」とは基本的に白々しく、嘘臭いものだ。関西弁の「なんでやねん」は自然だが、標準語の「なんでだよ」「おかしいだろ」はかなり非日常的な言い回しである。非関西圏では、笑いは「ボケ」で完結される。ボケて笑って、それでおしまい。ツッコミを待つようなボケもなく、ボケにぴったり合うようなツッコミもない。
だから、非関西芸人が漫才を演じるにあたっては、ツッコミの位置づけをきちんと考えなくてはいけない。本来必要のないもの、不自然なものをあえて入れるのだから、そこには何らかの工夫が必要になるのだ。
出川哲朗 稀代のリアクション芸人が「計算を超えた奇跡」を起こし続ける理由
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出川哲朗が座長を務めていた劇団SHA.LA.LA.が、12年ぶりに活動を再開することが分かった。1998年以降、同劇団は長らく活動を休止していたが、この度、入江雅人の脚本・演出で2010年6月に東京で公演を行うことが発表された。ウッチャンナンチャンの2人を含むオリジナルメンバーたちが、久々の復活でどんなステージを見せてくれるのか、期待が高まるところだ。
出川哲朗は、ダチョウ倶楽部の上島竜兵と並んで、体を張った笑いを得意とする「リアクション芸人」の第一人者として知られている。熱いおでんを食べたり、熱湯風呂に入ったり、バンジージャンプに挑んだりして、情けない姿をさらして笑いを取るのが彼らの仕事だ。
すべては中川家から始まった!? 兄弟が奏でる「舞台芸と楽屋芸のハイブリッド」
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ソフトバンクモバイルが主催するお笑い映像コンテスト「S-1バトル」にて、11月度の月間王者に選ばれたのは中川家の2人だった。映画『火垂るの墓』のキャラクターを使ってバカバカしい内容のコントを演じた「やりたいだけコント 節子」という映像作品で優勝を果たし、賞金1000万円を獲得した。
中川家というコンビは、舞台芸としての「漫才」と、楽屋芸としての「マニアックものまね」という2つの分野を得意としている。彼らは、それぞれのジャンルで新たな境地を切り開いて、近年のお笑いブームを牽引していく存在となった。彼らの残した功績について、以下に説明していくことにしよう。
笑いの神に愛された男・板尾創路が泰然と歩む「天然と計算の境界線」
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板尾創路は、来年1月スタートの新ドラマ『木下部長と僕(仮)』(読売テレビ・日本テレビ系)で、連続ドラマ初主演を務めることになった。同作で板尾は、予測不能な行動で周囲を振り回す広告代理店の部長役を演じるという。
あまりに癖が強すぎる芸風のため、バラエティーなどでは使いどころが限定される板尾だが、俳優業では順調に活躍の場を広げている。一見とっつきにくいが、そこにいるだけで強烈な存在感を放つ彼のキャラクターは、「俳優」という仕事と意外に相性が良いのかもしれない。
清水ミチコ 対象者の心を浮き彫りにする「ものまねを超えた賢人の不真面目芸」
関連タグ : お笑い | この芸人を見よ! | 清水ミチコ
清水ミチコの芸を見ているときに感じる、この圧倒的なすがすがしさは何だろう。ひとつひとつのネタが晴れ晴れとしていて、全く嫌味がない。
ものまねや歌マネというのは、どうしても「似てる・似てない」のレベルで語られてしまうことが避けられないものだ。だが、清水の見せるものまね芸は、初めからそういった次元を超越しているようなところがある。
意識して客観的に判断しようと思えば、できないことはない。彼女のものまねレパートリーの中には、本物瓜二つというくらいそっくりなものもあるし、それほど似ていないものもある。
とんねるず 暴れ放題で天下を取った「学生ノリと楽屋オチの帝王学」
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とんねるずの木梨憲武が、11月17日からTBS系で放送される新番組『お茶の水ハカセ』にレギュラー出演することが明らかになった。これは、ロケ企画でさまざまな実験を行っていく知的バラエティ番組。木梨が初めてTBSのゴールデンタイムに出演するということでも注目を集めている。
とんねるずの2人は、高校を卒業して間もなく、『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)で勝ち抜き、芸能界デビューを飾った。師匠を持たない芸人がほとんどいなかった時代に、彼らは高校の部室で仲間内に披露していたような一発芸やモノマネネタをテレビの世界に持ち込んで、視聴者に強烈なインパクトを与えた。その後、下積みを経ることなく一気に売れっ子になった彼らの芸風は、基本的には「学生ノリ」の延長だといわれても仕方がないような部分がある。


































