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通販でゲットできる! 韓国ドラマのヒロインのファション大考察


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 すっかり日本のお茶の間に定着した韓国ドラマ。俳優の魅力やストーリー性など韓国ドラマが支持される要因は多岐に渡るが、その一つが登場人物のファッションである。今回は韓国ドラマの中から『華麗なる遺産』と『宮(クン)~Love in Palace』のヒロインのファッションを紹介する。

『華麗なる遺産』(2009年)のコ・ウンソン(ハン・ヒョジュ)

 次々と不幸に見舞われながらも明るさを失わない女性コ・ウンソンの物語である。生き別れた家族を探す物語でもあるが、精緻に組み立てられた家族のニアミスが最後まで視聴者を惹きつける。

 ウンソンはスキニージーンズにショルダーバッグという活動的なスタイルが基本である。着用するジーンズはリーバイスのインディゴで、韓国ではドラマ効果で注文が殺到したという。ハン・ヒョジュの公称170cmという長身を活かし、履物は底上げなしのペタンコサンダルやスニーカーという自然体である。ピッタリしたスキニーに足の甲や指を見せるサンダルで脚の長さや細さを印象付ける。

 上着はカーキやベージュなどのアースカラーが多く、意外にも地味である。これは白を基調としてクールな美しさをアピールするユ・スンミ(ムン・チェウォン)と対照をなしている。また、ピタッとした下半身に対し、上半身はゆるめであり、活動的でありながらも、可愛らしさを出している。特に可愛らしさはワンピースを着た時に出ている。このワンピースには日本のデザイナー津森千里のブランドTSUMORI CHISATOも使われている。

 ウンソンの髪型は茶髪のショート・ボブで、これがウンソン・ヘアーと呼ばれ、真似する人が続出した。但し、ハン・ヒョジュだから可愛いという面もあり、普通の人では単なるおかっぱ、日本人形みたいになってしまったという失敗談もあるから御用心。

『宮(クン)~Love in Palace』(2006年)のシン・チェギョン(ユン・ウネ)

 「もしも韓国にまだ王室が続いていたら」という斬新な設定で、普通の女子高生が皇太子と結婚することになるシンデレラストーリーである。漫画『らぶきょん LOVE in 景福宮(キョンボックン)』が原作で、ツンデレ色のある皇太子シンと優しいユル皇子の三角関係をベースとする。少女漫画的な展開によって10代にも韓流ファンを広げた作品である。宮廷の華やかさや主人公の明るさは『冬のソナタ』からの「韓国ドラマは暗い」という先入観の払拭にも役立った。『宮』はミュージカルにもなり、クァク・ソンヨン主演で6月に京都四條南座で公演された。

 ヒロインのチェギョンはデザイナーを目指すイマドキの女子高生である。自由奔放に育ち、ファッションも奇抜である。制服のスカートの下にジャージを着用し、髪にカンザシ代わりの鉛筆を指す。それを「ハイブリッドなファッション」と自称している。

 そのチェギョンが皇太子妃となることで、ドレスや韓服(ハンボク)など様々な衣装で見違えた姿になって登場する。『宮』で主演女優に大抜擢されたユン・ウネは、『コーヒープリンス1号店』でイケメンに男装し、『お嬢さまをお願い!』では高慢な財閥令嬢を演じた。ウネの変化ぶりの原点が『宮』にある。

 特に伝統的な韓服を現代の皇室用にアレンジしたフュージョン韓服は話題になった。色鮮やかで曲線美を誇る韓服は、直線美を基調とする和服とは対照的である。衣装がチマ(スカート)とチョゴリ(上着)に分かれる点など、西洋化した現代日本人にとって実は着物以上に馴染みやすい面があり、ファッションとして新鮮な魅力がある。

 『宮』では韓服以外にも白蓮茶(ペンニョンチャ)、伽耶琴(カヤグム)、横笛(テグム)、国弓(クッグン)などが登場し、豪華絢爛な宮廷文化を現出させた。トッポッキやユンノリ(双六のようなゲーム)、若者言葉など庶民文化や現代風俗も登場し、韓国文化の入門作品にもなっている。
(文=林田力)


林田力(はやしだ・りき)

ライター。漫画・ドラマ・不動産・裁判・住民運動・市民運動などジャンルを問わず活動中。著書に『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』(ロゴス社)。
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