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「“話題になればいい”という強み」AKB48の成功とエイベックスの凋落──明暗を分けたメディア対応術

maedaatsu0902.jpg本人が一番分かってるんじゃない?

 AKB48の前田敦子“卒業”報道が過熱し、スポーツ紙や夕刊紙ばかりか、キー局のニュース番組でも取り上げられる事態に。これに対し、8月30日売りの「週刊新潮」(新潮社)が「誰も批判しない『前田敦子』卒業バカ騒ぎ」と題して批判的な記事を掲載した。同誌の記事では、雑誌メディア“御用化”の極め付きであるとし、JR秋葉原駅構内に各社がご祝儀広告を出したことを問題視している。

「記事の中では、文藝春秋が3枚の『お付き合い広告』を出したと嫌みたっぷりに書いていますが、AKB48関連のスクープでは『週刊文春』が『週刊新潮』を圧倒していますから、負け惜しみと言えなくもないですね(笑)」(別の週刊誌関係者)

 「週刊文春」とAKB48の関係は、これまでの芸能マスコミの中では異例のものだ。週刊文春は個別メンバーの異性問題などを次々とスクープする一方、グラビアページではAKB48の撮りおろし写真が掲載され、別部署からは単行本まで発売されている。ここには、秋元康周辺による独特のメディア対応術が見られるという。

「AKB48にまつわるメディア対応は秋元康事務所が取り仕切っているのですが、メンバーのスキャンダル報道が出ても、一定の抗議はするものの、最終的には『秋元康への中傷や批判でなければ黙認する』というスタンスに見えますね。メンバーはそれぞれ芸能プロに所属しているので、異性問題などが出るのは事務所の管理が悪い、という理屈があるようです。個別の対応やクレームも、それぞれの所属事務所が行っているようです」(同)

 AKB48の場合、そうした“ユルい”メディア対応が功を奏し、テレビ・新聞・雑誌など全メディアで“卒業”や“組閣”のニュースが大々的に出る結果となった。これに対し、従来型のコワモテ型のメディア対応で存在感を落としているのが、大手レコード会社のエイベックスだ。


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