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『Mr.サンデー』降板の滝川クリステル 現場の評判は最悪……「キャスター失格」「CMだけやってて」

takikuri.jpg『恋する理由 私の好きなパリジェンヌ
の生き方』
(講談社)

 フジテレビ日曜夜の報道番組『Mr.サンデー』のキャスター、滝川クリステルが4月の番組改編を機に降板することが分かった。3月いっぱいで出演を終え、同局の椿原慶子アナと交代する。

 番組関係者は「内容のリニューアルに伴うもの」と平静を装っているが、実のところ多くのスタッフが「やっと消えてくれるか」と冷たい表情を見せている。滝川は約2年半前から宮根誠司とキャスターを務め、宮根特有の軽快なやりとりに助けられてきたものの、関係者からの評判はよくなかったようだ。


「女子アナといえどアナウンサーとしてのスキルが低く、台本以上のことができない。基本的にニュースを勉強していないし、かといって自分の言葉も出せないから、スタッフの台本作りも時間がかかった。番組開始当初は宮根さんの話に相づちを打つタイミングすらズレていて、宮根さんも相当苦労していた」(番組スタッフ)

 以前、フジの『ニュースJAPAN』でキャスターを7年間も務めていた滝川だが、このときも解説は男性アナとゲストに任せっきりで、自身は原稿読み主体だった。2009年にフジとの専属契約を解除したが、活躍の場はCM出演が主体。特番の司会業は何度かあったものの、アナウンサーとしての仕事を広げようという気配はないままだった。

「実は、彼女のCM出演は番組作りにも悪影響だったんです。一部企業にとって都合の悪い事象は滝川サイドからNGが出て、あるときは彼女に“病欠”してもらったほど。大震災当時まで東京電力のCMに出ていたからか“東電批判は困る”なんて話も出てきて、スタッフ一同激怒したことも」(同)

 そもそもCM出演を含めた滝川の財界とのつながりが、キャスターとして使いにくいという声もあった。

「東電CMに出たのも、原発事故のA級戦犯といわれる清水正孝・元社長との親交から生まれたものですし、逮捕された大王製紙の元社長と交際していたり、彼女はセレブ志向がやたら強いので、マスコミ側にいるという意識がないのも問題」

 現場では女優ばりの上から目線な振る舞いが若いスタッフたちから反感を買っていたという話もあり、また番組内で恋愛ゲームに夢中のオタクたちを扱ったときは「もういいですよ」と嫌悪感をあらわにして、視聴者から「何様のつもりだ」と抗議の電話が殺到したこともあった。

 一方で、先日は「なぜこの人が?」と思うようなフランスの芸術文化勲章受章でご満悦。これにも番組スタッフは「本人の志向が、大衆目線で情報を伝えるという職業に向いていないことは明らか。CMタレントとして自分がかっこよく映る仕事だけしていてくださいって感じです」と冷たく言い放っている。
(文=鈴木雅久)

最終更新:2013/01/23 10:00
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