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「接客業」は闇デリヘルだった……広島・少女遺体遺棄事件で明るみに出た“闇風俗の罠”

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 広島県呉市の山中で、16歳の少女の遺体が見つかった事件で、広島県警は3日、死体遺棄容疑で逮捕した16歳の無職少女ら16~17歳の6人と瀬戸大平容疑者を、強盗殺人や監禁などの疑いで再逮捕した。

「瀬戸容疑者が運転するワゴンに押し込まれた被害者は車内で凄惨なリンチを受け、遺体の顔や胸などには『根性焼き』とみられる痕が複数残されていたという。事件の直前、被害者を呼び出したのは、逮捕された3人の少女のうち、直接、被害者と面識のなかった少女で、『遊びに行こう』と誘い出したというが、まさか、その少女もこんな大事件に発展するとは思ってもいなかっただろう」(全国紙記者)

 これまでの警察などの調べで、被害者と最初に逮捕された16歳の少女との間には、接客業で得た売上金の分配をめぐる金銭トラブルがあったことが判明。被害者は月に100万円近く稼いだこともあったなどと報じられているが、これまでどこのメディアも、被害者の遺族感情を配慮したこともあってか、その内容について報じなかった。だが「アサヒ芸能」(徳間書店)8月1日特大号が、その接客業が“闇デリヘル”で、最初に逮捕された少女が元締めであったことを報じている。

 最初に逮捕された少女の無料メール・通話アプリ「LINE」への書き込みがこれまで複数のメディアで報じられているが、同誌によると、その少女はLINEの中に「円光(援助交際)グループ」というコミュニティを立ち上げ、そこを訪問する男たちに登録した少女たちを斡旋。昨年、高校を中退してから、手っ取り早く金を得るために被害者ら同級生や友人を誘って客を斡旋するようになり、始めた当初に月100万円ほど稼いでいたというのだ。

 ところが、客のついた少女が金額をごまかすなどトラブルが絶えず、そうしたことに愛想を尽かした被害者と元締めだった少女がトラブルに発展、ケンカがエスカレートした。そこで、少女はLINEを通じて、面識のなかった少女2人に被害者を繁華街に呼び出させ、闇デリヘルの運転手を務めていた瀬戸容疑者の協力を得て犯行に及んだというが、地方の警察当局や保護者たちにとって、今回の件は決して他人事ではないようだ。

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