本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

「芸能界のドンもタジタジ!?」豪腕マネジャーだった“りえママ”宮沢光子さんに、合掌

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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 宮沢りえの母親で、彼女の所属事務所である「エムツー企画」の代表取締役を務めていた“りえママ”こと宮沢光子さんが、肝腫瘍のため23日に亡くなった。享年65歳という若さだった。

 りえママは、“豪腕ステージママ”としてりえをトップアイドルに育てたが、業界では“芸能界のドン”と呼ばれるバーニングプロダクションの周防郁雄社長の力さえ及ばず、ビートたけしも舌を巻く人物として怖れられた。

 りえは、11歳で三井のリハウスのCMの白鳥麗子役でブレークしたが、デビュー前から「六本木にある業界人ご用達のすし屋に、めちゃかわいい美少女がいる」と有名だったという。シングルマザーになったりえママは、昼は保険の外交員、夜は銀座の小さなクラブでホステスをしていた。りえがデビュー後、筆者はりえママの同僚だったホステスから、当時の事情を聞くことができた。それによると、りえママは当時、六本木のすし屋「F」の若旦那の恋人だったという。その関係で、りえをそのすし屋に預けていたために、常連だった芸能関係者の目にとまったというわけだ。

 一方、酒乱のりえママは嫉妬深く、酔うと、すし屋のカウンター越しに若旦那におしぼりを投げつけたり、自宅から「自殺する」と店に電話をかけてきたという。そのたびに職人たちは、りえたちが住んでいた大泉学園まで様子を見に行かされたそうだ。

 そんなりえママのエキセントリックな性格は、りえのマネジャーになって、いかんなく発揮された。デビュー時に所属していた事務所は、周防社長の息がかかった「Eプロ」だったが、CMでブレークした途端に独立。その強引さに加え、すし屋を舞台に築いた芸能界のさまざまな人脈をちらつかせる姿に、さすがの周防社長もなすすべがなかったという。

 独立後のりえママは、利用できるとにらんだ芸能人、映画やドラマのプロデューサー、それに広告代理店関係者を取り込んでいった。ビートたけしも、そのひとりだった。

 たけしとりえは、1992年に放送された即席ラーメンのCMで共演。CMのロケで欧米に行った際、宿泊したホテルの部屋に深夜、突然、りえが「ママに言われて来た」とやって来た。たけしは、りえを傷つけないように「早く帰って寝なさい」と帰した。たけしの良心で“逆夜這い”は未遂に終わったが、母親が娘に枕営業を勧めようとしたのだ。

 その後、りえは松竹映画『豪姫』で主演を演じた。当時、松竹で“奥山ジュニア”と呼ばれていた奥山和由プロデューサーにりえママがすり寄って、主役に抜擢させたのだ。同時に、内田裕也も取り込んで映画『エロティックな関係』に出演させた。りえは当時、若手歌舞伎役者の市川海老蔵(当時は市川新之助)らと遊び歩いてウワサになったが、りえママの反対に遭って、交際には発展しなかった。


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