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「愛娘との肉体関係がそんなに悪いかね?」コロンビア大学教授の近親相姦疑惑で議論紛糾

0223david_hon.jpgイメージ画像:「Thinkstock」より

■文化的背景を持つ近親相姦への対応

 キリスト教では近親婚は認められていないが、そのキリスト教文化が広く深く浸透するアメリカで、このような議論が沸き起こるのは一見不思議なようにも思える。だが、意外にも海外では今、大人同士でお互いの合意があることを前提とした近親相姦や近親婚についての認識が、少しずつではあるが変わろうとする動きがある。

 たとえばスイスではここ最近、一親等内の近親相姦を刑罰の対象外にしようとする動きがあった。一親等とは具体的には、兄妹・姉弟、親子間だ。しかし、保守政党がこれに対して強硬に反対姿勢を示しており、法律が変わるまでには相当な時間がかかりそうだ。ただ、そうした近親相姦罰則規定に疑問を持つ動きがあることは事実だ。

 一方で、そもそも近親相姦や近親婚が罰せられない国もある。フランス、中国、ロシア、オランダ、スペイン、トルコなどだ。スイス、ジュネーブにある医療系研究機関(Geneva Foundation for Medical Education and Research)が2011年に発表した資料によれば、中東や北アフリカなどは、文化的な理由で近親婚が多い傾向があるという。結婚前の財産の取り決めなどは近親婚の方が容易であったり、親族内の結束を強化するためであったり、あるいは近親婚の方が妻の立場が守られやすいなど、その理由はさまざまだ。

 宗教分類で見ると、近親婚はキリスト教よりイスラム教に多いということも特徴だ。現在、北米や西欧地域の近親婚は0.6%程度にとどまっているという。

 こうしてみると、われわれの想像以上に近親相姦が許容されている国は多いことに気付く。近親相姦が文化的・宗教的な面から規定されることが多いことを考慮すれば、親子や兄妹・姉弟で恋に落ちることの是非は、結局「どこで生まれたか」で決まってしまうことになるだろう。アメリカで許されなくても、他国では容認される場合もあり、近親相姦をタブー視する観念は簡単に揺らいでしまう。エプスタインの事例も、他国であればさほど問題にならなかった可能性もある。


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