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週刊誌スクープ大賞

週刊文春の「新潮中吊り盗み見問題」を元「週刊現代」名物編集長は、どう見たか?

motoki0523「週刊新潮」(5/25号、新潮社)

今週の注目記事・1
「燃える怨恨『アントニオ猪木』独占インタビュー 小池都知事『都民ファーストの会』代表は公金1100万円を横領した!」(「週刊新潮」5/25号)

同・2
「安倍首相がモミ手をする『渡邉恒雄90歳ど迫力』」(「フライデー」6/2号)

同・3
「『文春砲』汚れた銃弾」(「週刊新潮」5/25号)
「新潮VS文春』(「週刊ポスト」6/2号)

同・4
「ドラマ『やすらぎの郷』撮影現場はリアル老人ホーム」(「週刊新潮」5/25号)

同・5
「心配です『海の王子』の給料でやっていけますか」(「週刊現代」6/3号)

同・6
「この夏、『阿波おどり』に中止の危機」(「週刊現代」6/3号)

同・7
「菊川怜 夫穐田誉輝に『第4の婚外子』が発覚」(「週刊文春」5/25号)

同・8
「徹底検証『オプジーボ』は本当に効くのか 青木直美」(「週刊文春」5/25号)

同・9
「いま日本でいちばん信用できる人[ベスト100]」(「週刊現代」6/3号)

同・10
「突然の奇行! 草なぎ剛『子犬と路上座り込み』」(「フライデー」6/2号)

同・11
「アッキーが『いいね!』した“女の敵”」(「週刊新潮」5/25号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週はどれもこれも読みごたえのない記事ばかりだ。困ったものだと嘆いてばかりはいられない。

 毎度毎度だが、現代とポストの巻頭特集は特にひどい! 現代は「人口8000万人の国ニッポンで起きること」、ポストは「景気“上昇”確率『98・6%』の衝撃 史上最高益ニッポン企業『日経平均3万円』への挑戦」だ。

 このまま行くと人口は減り続けて、2050年には4,000万人減り8,000万人になってしまうという内閣府が出した「最悪シナリオ」がある。

 そんなことは以前からいわれていることだが、だからどうしなくてはいけないのか、対案や提案を出さなくてはいけないのに、現代は「後戻りのきかない『人口激減時代』に足を踏み入れたことを、そろそろ真剣に受け止めなければ、取り返しがつかなくなる」と結ぶだけ。

 おいおい、そんなことを言うために巻頭特集をつくったんかいな? 月刊誌でも、もうちょっと、そうした時代になる前に「これこれこれだけのことはしておかなければ」とか何か言うぞ! 失礼を顧みずに言わせてもらえば、脳のない記事だ。

 同じように脳のないのがポスト。日経平均3万円は聞き飽きた。それも、アホトランプが大幅法人税減税をやれたらという前提では、それだけで、無理やないか、そう思うわ。

 おまけに「内閣府経済社会総合研究所」によると「最終需要財の在庫率指数も昨年秋ごろから改善していて、先行指標を押し上げている」というが「内閣府」の自画自賛では信用ならないのでは。

 まあ、オオカミ少年のように「株価3万円時代が来る」と何とかの一つ覚えで言っていれば、あと30年もするとそうなるかもしれない。ご苦労なこっちゃ。

 ということで、今週はスクープと呼べる記事はない。そこで順位なしである。

 先週、新潮が安倍官邸御用達のジャーナリスト、山口敬之が「準強姦罪で逮捕寸前」だった過去があることを報じたが、新潮によれば、山口がフェイスブックでこのことについて縷々弁明していたが、それに対して安倍昭恵が「いいね!」を押していると報じている。まだ懲りないようだね、昭恵さん。

 フジは産経新聞グループだから、安倍のポチのようなジャーナリストが出るのは致し方ないが、5月18日朝の『とくダネ!』(フジテレビ系)の時事通信・田崎史郎のコメントには開いた口がふさがらなかった。朝日新聞がスクープした以下の記事、

「安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人『加計(かけ)学園』(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、文部科学省が、特区を担当する内閣府から『官邸の最高レベルが言っている』『総理のご意向だと聞いている』などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった」(5月17日付)

 これについて田崎は概ねこう言った。

「獣医学部は四国にはない。だが、獣医と文科省が抵抗していた。この文書は麻生が反対しているとあるから、おそらく本物だろう。だが、安倍が加計学園だけを優遇しようとしたことはない。規制緩和を進めている中でこうなった。文書が流失したのは文科省関係者であることは確実。官邸では誰がリークしたのか特定している。その人はちょっと問題があって処分されちゃっているから、逆恨みしているんじゃないか」

 官邸の代弁者である。山口もそうだが、こうした人間をテレビに出すフジの神経が、視聴率不振につながっているのだと、私は思う。


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