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【島田洋七“がばい”独占手記/第3回】「ヤメロ、バカヤロー!」ビートたけしに“マジ”で怒られた夜

 参院選にも出馬しましたね。法定得票数を取って、埼玉で5位で。供託金は没収されなかったですね。出馬するきっかけだけど、ある日、たけしと飲む時に背広を着て行ったんですよ。たけしから「おまえ、国会議員みたいだな。どうせ暇なんだから選挙に出ろ。おまえが言っていることは合っていることが多いからな、出ろ、出ろ」と言われたんですよ。

 そういう話があった時に、所沢の行きつけの寿司屋に来るおばちゃんたちにも「洋七さん、選挙に出てよ。洋七さんが話していることはまともや」と言われて勝手連みたいなムードになったんで、ほな、出ようかなということになったんです。

 といっても、選挙に詳しい人は誰もおらんし、選挙事務所もない。自宅を選挙事務所にして、近所のおばさんたちに手伝ってもらいましたよ。国政選挙は約2週間でしょ。朝8時半から走り回って、握手するだけ。終わるとグッタリ。酒もたばこもやらんから、2週間で9キロ痩せましたよ。

 それにしても、選挙違反というのは、ようわからん。お菓子ひとつとってもスーパーの菓子はいいけど、虎屋の菓子はダメだとか。大宮で薬屋に入って、「よろしく」と言ったら写真を撮られて、選挙違反だと言われた。選挙参謀はいないから、わからんことばかりでした。

 昔、埼玉県から参院選に出馬しましたが、選挙はようわからん。でも、新聞はバックに誰もついとらんことがわかっていたから、応援してくれましたね。たけしも「応援に来るからな」と言ったけど、来んかった。「洋七、政治はやばいな」だって。自分から選挙に出ろって言いながら、コロッと変わる。終わってから「惜しかったな」だって。いい加減にせいや。

 選挙のレンタカー代やガソリン代を含めて、300万円を供託したんです。選挙が終わってから「供託金を返しますから、取りにきてください」って言うんで行ったんです。没収じゃなかったんですね。行くと2万円くらいの利子がついてましたわ。

 そういうところは国はしっかりしてますね。

 選挙初日はマイクを持っても照れますよ。それに「島田洋七です」と連呼していいのを知らんかった。わかった3日目からはテンションが上がりましたよ。ただ、選挙参謀がいないから、どこが県境かわからん。タレントでお笑いですから、話を聞こうと人は集まりますよ。

 50人以上集まった場所で20分くらいしゃべって「島田洋七です、よろしくお願いします」と言ったら、聞いていた人たちが一斉に「ここは群馬だよ」だって。こんなことが十数カ所でありましたよ。秩父の先に行った時ですよ。東京と山梨の境なんですね。細長い東京都の土地を飛び越して、「島田洋七です」と演説していたら、パトカーがやってきて「洋七さん、ここは山梨ですよ」と言うんですよ。「えっ、山梨ですか」と言うと「どこまで来てるんですか」と言われて、道を教えてもらって帰りましたよ。


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