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ウーマン・村本大輔が“政治路線”シフトで、ひな壇拒否?「仕事があるのは無知な今だけ」の声も

ウーマン・村本大輔が政治路線シフトで、ひな壇拒否?「仕事があるのは無知な今だけ」の声もの画像1

 お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が、10月22日深夜放送のテレビ朝日系『選挙ステーション2017』第2部に出演。衆院選の結果を受けて、政治家や政治評論家と激しい論戦を交わした。とあるテレビ局関係者は言う。

「番組では投票率が低いことについて言及し、『政治に国民の目を向けさせない国が悪いのではないか』と指摘していました。その後、Twitterで『選挙に行っていない』と発言したことでネットでは炎上していましたが、一般市民の貴重な意見を政治番組に取り入れるという意味で、村本さんの出演はとても価値があったと思います」

 近頃、村本はバラエティー番組の仕事から、政治や社会問題に関する報道関係の番組へと軸足を移行させようとしているという。お笑い関係者が証言する。

「ちょっと前から、バラエティーやトーク番組のひな壇の仕事は断っていると聞きました。どうやら『ひな壇なら俺以外でもできる。俺は自分にしかできない仕事をしたい』ということらしく、その『自分にしかできない仕事』が報道番組やワイドショー、ネット番組や独演会ということのようです」

 そんな村本に対して、周囲の芸人たちはどう感じているのだろうか? 前出のお笑い関係者が明かす。

「バラエティー番組のひな壇はチームプレーであって、若手時代から一匹狼的なスタンスを貫いてきた村本さんは決して得意ではない。なので、一部の芸人たちからは『村本は、ひな壇から逃げている』という声も聞こえてきますね。でも、自分のパーソナリティーをしっかり生かすという意味では、政治・社会問題方面に向かうのは、正しい選択なのではないかという意見も多い。ひな壇芸人はライバルも多くて大変ですから、敵があまりいない場所で戦うというのは、確かに賢い。村本さんのように、今後ひな壇を回避して、独自路線を開拓する芸人は増えていくでしょうね」

 しかし、マスコミ内では厳しい声も聞こえてくる。週刊誌政治記者は、こう話す。

「村本さんが持っている知識や抱いている意見は、まさに政治に興味を持ち始めた小中学生と同じようなものだと思います。決してレベルが高いわけではないのですが、視聴者の中には村本さんと同じ視点の人も少なくないので、一定の共感は得られるでしょう。しかし、今後村本さんが報道番組に出演することでどんどん知識をつけていくと、庶民のような疑問も出てこなくなり、物わかりのよいほかの政治コメンテーターと、なんら変わりない存在になってしまう。つまり、今の村本さんに対する需要は、“無知であるがゆえの需要”なんです。正直なところ、出番があるのは、“レベルの低い質問”ができる今だけなのではないでしょうか」

 芸人の生き残り方としては決して悪くない政治路線だが、政治に詳しくなることでその道が閉ざされるかもしれないというのは、なんとも皮肉なところ。村本には、いつまでも政治のビギナーであり続けてほしいものだが……。

最終更新:2017/10/26 12:00
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