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デヴィ夫人被害の横領事件の予兆 「急にギャラ交渉するようになった」と関係者談

デヴィ夫人

 タレントのデヴィ夫人が代表を務める個人事務所「オフィス・デヴィ・スカルノ」の経理担当・辻村秀一郎容疑者(60)が、同事務所の預金口座から60万円を引き出し着服した業務上横領の疑いで警視庁に逮捕された。辻村容疑者は、容疑を否認しているが、デヴィ夫人によると被害総額は2億6,000万円以上に及ぶという。

 同容疑者は、「オフィス・デヴィ・スカルノ」の経理担当として都内会計事務所から2011年2月に派遣。その後、「オフィス・デヴィ・スカルノ」と個人契約に切り替え、5年半にわたり同事務所の経理を担当していた。

 事件は16年9月に、取引先の銀行から指摘される形で発覚。警視庁によると、容疑者は少なくとも300回にわたり1億7,000万円を横領していたというが、長年の間、デヴィ夫人はその事実に気づかなかったという。しかし、テレビ番組制作会社の関係者はこんな裏話を明かしている。

「実は、去年くらいから、なぜだかデヴィさんの事務所の方から急にギャラ交渉を持ちかけられるようになったんですよ。“もう少しギャラを上げてくれないか”という話で、お金に困っているのかなぁと周囲でもウワサになっていましたね」

 ギャラ交渉をすること自体は特に珍しいことではないが、それまでギャラの話などほとんどしなかったデヴィ夫人サイドから、そんな話題が出たこと自体に驚いたのだという。

「セレブなイメージということもあって、お金にはまったく困っていないというのがデヴィ夫人に対する印象。そもそもバラエティー番組には引っ張りだこだし、イベント営業なども多く、芸能活動の収入も相当な額になっているはず。にもかかわらず、ギャラの引き上げを画策していたということは、実際は結構な火の車だったのかもしれません。横領事件のダメージがかなり大きかったのでしょう」(前出関係者)

 これまでは大金持ちキャラだったデヴィ夫人だが、今回の事件をきっかけに貧乏キャラに変わってしまうかもしれない?

最終更新:2017/11/05 12:00
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