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アイドル“虹色fanふぁーれ”元メンバーが「奴隷契約」で提訴、カンニング竹山の番組にも出演

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 2015年から活動するアイドルグループ“虹色fanふぁーれ”の元メンバー4人が、所属事務所に対して起こした訴訟。ある芸能関係者は「氷山の一角。無給だけで済めばいいほう」と、芸能界の実情を明かす。

 同グループは、7人組の“2.5次元アイドル”としてデビュー。現メンバーや元メンバーには未成年者も多く、アイドルイベントのほか、昨年にはカンニング竹山がMCを務めるアイドル番組『カンニング竹山の遊びじゃねえんだよ!!』(BSフジ)にも出演していた。

 東京地裁に訴えを起こした元メンバーによれば、芸能事務所・デートピアと結んだ契約により、月3万8,000円の賃金から同額のレッスン料が天引きされ、2年にわたり実質無給で働かされていたという。

 また、契約期間は5年で、契約終了後も2年間は芸能活動を禁止されるのは不当だと主張。元メンバーは、契約の無効確認と未払い分の賃料計約410万円の支払い、芸名の継続使用を求めている。

「虹色fanファーレは10月に2期生オーディションを行い、すでに新しいメンバーを補充している。新メンバーは、加入できた喜びをTwitterに『本当に夢みたいです。泣』などと綴っていますが、ファンからは心配の声が。なお、事務所退社後の活動規制といえば、メンバーが吉本興業系列の芸能プロに所属するNMB48のケースが有名。今年、“2年縛り”を無視して芸能活動をしようとした渡辺美優紀が元事務所とトラブルになり、以降、ほとんど仕事のない状態が続いています」(芸能記者)

 今回は元メンバーが声を上げたことで、地下アイドルの窮状が明らかとなったが……。

「芸能界ではレッスン料やマネジメント料、宣材撮影費、手数料など、あらゆる名目で給料以上にタレントから搾取する芸能プロも少なくない。『そんなの無名事務所だけでしょ?』と思われるかもしれませんが、某有名芸能プロの直系プロダクションで、同じようなことが行われているケースも。オーディション情報サイトなどに有名タレントの写真が載っているからといって、安易にその芸能プロに飛びつくと痛い目に遭う場合があります」(前出の芸能関係者)

 もはや“芸能界あるある”と化している所属タレントと芸能プロの契約トラブル。今回の訴訟は、どんな結末を迎えるのだろうか?

最終更新:2017/11/22 17:30
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