
アメフト危険タックル問題があぶり出した「日大」という組織の深すぎる闇
週刊誌 元木昌彦 週刊誌スクープ大賞

今週の注目記事・第1位
「『紀州のドン・ファン』怪死で疑われた『幼妻』の供述調書-50億円相続人」(「週刊新潮」6/7号)
「若妻は私に『いますぐ2億円の現金を』と要求-紀州のドン・ファン不審死」(「週刊現代」6/16号)
同・第2位
「嘘つきは安倍晋三の始まり-捏造、隠蔽を暴く!」(「週刊文春」6/7号)
同・第3位
「中村知事は本気だ、加計学園の倒産もある『補助金』『撤回計画』」(「週刊現代」6/16号)
同・第4位
「内田逮捕Xデー、日大『暗黒のブランド』」(「週刊文春」6/7号)
「日大の断末魔」(「週刊新潮」6/7号)
同・第5位
「中曽根大勲位、安倍へ『百寿の苦言』-任期が長くても名宰相になれない理由」(「週刊ポスト」6/15号)
同・第6位
「振り出しに戻る米朝その先のシナリオ」(「ニューズウイーク日本版」6/5号)
同・第7位
「市販の『かぜ薬』で認知症になる-イギリスの最新論文に医療界が激震」(「週刊現代」6/16号)
同・第8位
「勝間和代(40)×同棲美女恋人(40)愛と性を語る」(「女性セブン」6/14号)
同・第9位
「日本大学の解剖/田中が内田を切れない事情、70億円を生む株式会社日本大学」(「週刊ポスト」6/15号)
同・第10位
「有名企業の採用担当者に聞く『日大の宮川くん、御社なら採用しますか?』」(「週刊現代」6/16号)
同・第11位
「キムタク一家は芸能界の『王様一族』になるのか」(「フライデー」6/15号)
同・第12位
「食べてはいけない『国産食品』実名リスト・第3弾」(「週刊新潮」6/7号)
同・第13位
「呆れた『京都府議』に費やされる税金-愛人鉢合わせ事件に公費流用!」(「週刊新潮」6/7号)
同・第14位
「ベテラン臨床医が薦める『安くて効く薬』」(「週刊文春」6/7号)
同・第15位
「世界初『マスターベーション』大調査-驚きの結果発表!」(「週刊現代」6/16号)
同・第16位
「夜ふけのなわとび/日大変えたる 林真理子」(「週刊文春」6/7号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
最初はABC公査・雑誌販売部数、2018年7月~12月発売号まで、を紹介しよう。
文春が家の光に続いて第2位だが、部数は36万部(すべて約)。だが、前年比で97.52%、前年同期比では85%という部数減である。
あれだけスクープを飛ばしてなぜ、という文春編集部の悲鳴が聞こえてきそうだ。
現代は25万部で前年比93.43%。新潮が24万部で前年比98.01%。ポストが22万部だが、前年比で103.31%と、部数を伸ばしている。
フライデーは11万部で、前年比86.40%とかなりの部数減。このままいけば10万部を切るのも時間の問題だろう。
週刊プレイボーイが9万部だが、前年比は104.50%とやや上向き。週刊朝日は8万部で93.81%。フラッシュが7万部で、90.25%。週刊アサヒ芸能は6万部で100.86%。AERAが5万部で102.51%。サンデー毎日が4万部で78.45%と歯止めがかからない。
ちなみに文藝春秋も24万部で97.76%と、こちらも大変だ。
こうした部数減が、松井社長交代騒動の背景にあったのは間違いない。
私は、出版業は潰れても、出版は残ると考えるが、今年から来年にかけて、大手中堅の出版社の倒産、自主廃業が続出するのではないだろうか。
さて、まずは文春の人気コラム、林真理子からいこう。林は日大芸術学部出身である。
「今度のことでわかったと思うが、日大というところは、とことん根が腐っている。こうなったら学生諸君、ぜひ起ち上がってほしい。私は経験していないのであるが、七〇年前後に学生運動という大きなムーブメントがあった。その中でも注目を集めたのは『日大闘争』。学生側が大衆団交して、トップに退陣を迫ったのだ。警察も介入して、あの頃は凄い騒ぎだったと記憶している」
正確には1968年から69年にかけてのことである。
20億円の使途不明金、定員の3倍もの水増し合格、検閲制度、右翼暴力学生の跋扈を許し、時の政治権力と一体となって、我が物顔に日大を牛耳っていた古田重二良会頭をはじめとする理事たちに、敢然と反旗を翻して学生たちが立ち上がったのが、学生運動史に燦然と輝く50年前の日大闘争であった。
今回のアメフト事件で、日大の暗部が次々に明らかにされていっているが、大本の理事長の責任を問わなければ、こうした問題が再び起こることは間違いない。
現代が、世界初のマスターベーション大調査というのをやっている。日本女性でマスターベーションを経験している率は58%だそうだ。
では、その時、誰を思い浮かべて致すのであろう。現代によれば、芸能人の定番は福山雅治が一番で、ディーン・フジオカも人気があるそうだ。
海外では、アメリカ、イギリス、ドイツでブラッド・ピットが必ず3位以内に入っているという。
ブラッド・ピットね、ああいうのが好かれるんだ。フーンてなところか。
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