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水川あさみの入浴シーンに“需要”あった!? NHK大河『西郷どん』2カ月半ぶりに視聴率急上昇!

NHK大河ドラマ『西郷どん』番組公式サイトより

 低迷するNHK大河ドラマ『西郷どん』第33話が2日に放送され、13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。前週の10.4%から、2.8ポイントも大幅にアップすると共に、第23話(6月17日)の13.4%以来、2カ月半ぶりに13%台まで回復した。視聴率を押し上げた背景に何があったのか?

 同ドラマの視聴率は第24話以降、12%台→11%台→10%台へとジリジリ降下。特に、第30話(8月12日)は10.3%、日本テレビ系『24時間テレビ41 愛は地球を救う』のフィナーレと重なった第32話(同26日)は10.4%と低調で、1ケタ台陥落目前まで落ち込んだ。

 第33話がオンエアされた2日は、裏でテレビ東京系の人気番組『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』第12弾が放送されるとあって、苦戦も予想された。その『池の水ぜんぶ抜く』は9.4%をマークし、好調を維持。逆に影響を受けたのは『西郷どん』ではなく、日本テレビ系の高視聴率番組『世界の果てまでイッテQ!』で15.4%止まり。前回(8月19日)の18.8%から、大きく数字を落としてしまった。

 問題の『西郷どん』第33話は、薩長同盟が結ばれた直後、寺田屋で襲われ負傷した坂本龍馬(小栗旬)が薩摩藩に保護され、妻・お龍(水川あさみ)と共に療養のため鹿児島に渡り西郷家を訪ねる。西郷吉之助(鈴木亮平)の3番目の妻・糸(黒木華)は、龍馬とお龍の奔放で大胆な行動に驚かされる。吉之助といまだに夫婦らしい時間を持てていない糸は、お龍の龍馬へのまっすぐな愛に心を動かされる。一方、幕府が第二次長州征伐に動き出す中、薩摩藩はイギリス公使パークス(セイン・カミュ)を迎える……という展開だった。

 お龍役の水川は、この回が初登場となったが、番組は冒頭、いきなりお龍の“入浴シーン”からスタート。これに“需要”があったかなかったかは定かではないが、大河としては異例の始まり方に驚愕し、チャンネルを替えなかった視聴者も多かったようで、結果的に上々の視聴率につながったようだ。
お龍といえば、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』(福山雅治主演)では、真木よう子が演じた。同作でのお龍はクールで、陰で龍馬を支える妻として描かれていたが、『西郷どん』でのお龍は活発で、男勝りの性格に描写されており、なんとも対照的だ。

 ネット上では、男性視聴者から「水川より、北川景子(篤姫)や二階堂ふみ(愛加那)の入浴シーンが見たかった!」との声も多数聞かれるが、水川の入浴シーンがインパクトを与えて、視聴率に貢献したのは確かのようだ。
 果たして、次回も、この高視聴率をキープすることができるだろうか?
(文=田中七男)

最終更新:2018/09/10 06:00
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