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チョコプラ優勝が既定路線だった? 『キングオブコント』ハナコ優勝で、バラエティー関係者も混乱中……

 9月22日に放送されたTBS系『キングオブコント2018』の決勝戦。初の決勝進出となった結成4年の3人組・ハナコが見事11代目の王者となった。お笑い業界に明るい週刊誌記者は、こう話す。

「3人ともワタナベコメディスクールの同期で、芸歴的には7年目。ボケの菊田とツッコミの秋山がもともとコンビで、そこにボケの岡部が加入した形で、成り立ちは東京03と似ています。ナベプロ所属芸人のNo.1を決める『ワタナベお笑いNO.1決定戦2018』でも優勝しており、事務所内でも実力者としてプッシュされています。ナベプロは、売ると決めた芸人については積極的に押していくので、少なくとも年末年始にかけてハナコの露出が激増するでしょう」

 今年の『キングオブコント』は、当日の生放送まで決勝進出メンバーが明かされないというシステムだった。

「フタを開けてみたところ、特にサプライズ的な進出者もなく、ネットなどで事前に予想されていた通りの結果。わざわざ当日まで進出者を隠していた理由もよくわかりません」(テレビ局関係者)

 そんな中、今年の優勝候補大本命と目されていたのが、チョコレートプラネットだった。決勝戦に駒を進め、1本目のネタで暫定1位となるも、2本目のネタでスベって、最終的には3位となった。

「チョコプラが優勝するものだと思って、今後のスケジュールを押さえていたという番組も多かったようです。決勝戦当日に放送された『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)は、ちょうどチョコプラが大フィーチャーされていた回で、おそらくキングオブコントで優勝することを見越したうえでの編集だったのでしょう。彼らが優勝を逃したことで、プランが狂ってしまった番組スタッフも多いと思いますよ」(同)

 しかし、お笑い賞レースの場合、優勝者よりも、優勝を逃してしまったグループのほうがブレークしやすいという傾向もある。

「番組に出演するにあたって、優勝者であるハナコはハードルが上がってしまうでしょうしわ、結構厳しい感じになると思います。一方、チョコプラは大一番でスベってしまったという格好の“イジられネタ”があるわけで、バラエティー的にはかなりオイシイ。それにチョコプラの場合、IKKOと和泉元彌のモノマネという鉄板ネタもあるので、結局はチョコプラのほうがブレークする可能性は高いかもしれませんね」(同)

 肝心なところでスベってしまったものの、意外と傷口は浅そうなチョコレートプラネット。「負けるが勝ち」の法則が発動しそうだ。

最終更新:2018/09/26 10:00
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