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立川志らく『M-1』審査員は大丈夫? 師匠・立川談志が残した“伝説”とは……

立川志らくのTwitter(@shiraku666)より

 12月2日放送の『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)の審査員が発表となった。従来の上沼恵美子、松本人志、オール巨人、中川家・礼二に加え、落語家の立川志らく、ナイツ・塙宣之、サンドウィッチマン・富澤たけしが加わる。注目を集めているのは、立川志らくだ。このところワイドショーを中心に各テレビ番組に出演し、新たな毒舌系タレントとして注目を集めている。何より2011年に75歳で亡くなった立川談志を師匠に持つ。

 談志は、02年の第2回大会に審査員として出場し、さまざまな伝説を残している。

「立川談志の『M-1グランプリ2002』のエピソードといえば、スピードワゴンに歴代最低点となる50点をつけた点でしょう。理由は『下ネタ嫌いなんです』なるものでしたが、ネタを見る限り、女性の生理に関してわずかに言及しただけであり、かなり厳しい評価といえます」(放送作家)

 さらに、おなじみの「なんでだろう♪」ネタを披露したテツandトモには、「お前らここへ出てくるような奴じゃない、もういいよ」といった厳しいフレーズも吐いている。

「ただ、このあとに『俺、ホメてんだぜ。わかってるよな?』とフォローの言葉も入れています。ギターの小道具を使うテツトモに対し『これは漫才なのか?』といった疑問符がついたのは確かです。当時は『M-1』の草創期でスタイルが固まりきっていなかった時代でもあり、それを象徴するエピソードですね。談志は『お前らは十分な実力があるのだから、別の場所でがんばれ』とテツトモにエールを送ったようですね」(同)

 さらに談志は基本的に「70点」と「80点」、どちらかの点数しかつけなかった。こうした気難しさもあってか、談志はこの回しか『M-1』審査員を務めていない。それだけに、弟子の志らくがどのような振る舞いを見せるのかは気になるところだ。
(文=平田宏利)

最終更新:2018/11/30 06:00
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