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週刊誌スクープ大賞

眞子さま&小室圭さん狂想曲は続く……「結婚させるべき」「させないべき」週刊誌の論調は?

文=元木昌彦

大林組トップが女子大生にわいせつ行為

 さて、文春で多くの若い女性に「性暴力」をふるっていたことを告発された「DAYSJAPAN」元編集長で写真家の広河隆一(75)が、「創」に手記を寄せている。そこにこういう記述がある。

「誰にも会わない新年を迎えていた時、鏡に映る自分の顔を見て、その醜さにぎょっとした。他人から自分がどう見えているか、思い知った瞬間だった。(中略)鏡に映る年取った男が、若い娘を口説き落とそうと一生懸命になる姿は、想像するだに不気味で、同時に悲しい姿だった。(中略)さらにそのとき、私の立場や力が、他人からはどう見えているのかも、考え始めた。
 そしてそれは同時に、男である私にとって『性暴力』という問題が少しずつ見え始めた瞬間でもあった」

 これに対して、各方面から批判が上がっているそうだ。中には「これはセカンドレイプではないのか」というものもあるという。

 批判もわかるが、性暴力を働いた人間が、何を考えているのかを知ること、読者に知らせることは、メディアの重要な役割の一つである。

 篠田編集長の作る「創」は、これまでも、宮崎勤など凶悪犯の手記を多く掲載してきた。

 こうしたものを載せることなどまかりならんというのでは、言論弾圧と同じである。

 そんなことをしていれば、こうした貴重な雑誌を失うことになる。

 まずは広河のいい分を聞き、聞き終わってから、反論、論破すればいい。

 これをきっかけに、別の戦場カメラマンのセクハラやウソが、ネットに出回っているそうだ。

 だが、戦場カメラマンがみな高貴な志をもって仕事をしているわけではない。有名になりたい、カネを稼ぎたい、女にもてたい、そう考えながら、ベトナム戦争を取材したり、イラク戦争に従軍したカメラマンは多くいたはずだ。

 人間とはそういうものだ。そこから物事を考えていかないと、説得力のある批判は出来まい。

 今週の1位も、そうした人間の話を文春が取り上げている。

 スーパーゼネコントップの大林組で、OB訪問をしてきた女子大生を自宅に連れ込み、わいせつ行為を働いたとして、2月18日に社員の宗村港容疑者(27)が逮捕された。

 だが、就職を熱望する女子大生を甘い餌で誘い、こうした非道なことをしているのは、宗村だけではないと、文春は新入社員の斉藤絵美(24=仮名)の告発を掲載している。

 彼女が就活をしていたのは2年前。大学で土木を学び、スーパーゼネコンへの就職が希望だった。就職情報サイト「マイナビ」を通じて大林組にエントリーすると、大学のOBでリクルーターという男から電話があり、ホテルメトロポリタン仙台の喫茶店で会ったそうだ。

 出された名刺には「○○工事事務所所長 高橋修一(仮名)」とあり、54歳、長年リクルーターとして大学のセミナーに出ていたと話した。

 その日は食事をおごってもらって別れた。その後採用試験を受け、一次試験を通過し、役員面接を受ける目前に、高橋から電話があり、「もう内定が決まったようなものだから、お祝いしよう」といってきたそうだ。

 斉藤は指定校推薦制度で受けていたから、「リクルーターの印象で合否が左右される」といわれているため、誘いを受けたという。その際、「会うときは私服で来て」と要求したそうだ。違和感を抱いたが、その通りにして有名な焼肉屋へと向かった。

 個室で並んで座り、高橋は「本部にいっておいた」「これで落すことはないから」といい、飲めない酒を勧められて酔いが回ってきた彼女を口説き始めたそうである。

 気がついたら高橋が泊まっているホテルの部屋に入っていて、「最初は戸惑ったのですが、ずいぶん酔っていたこともあり、受け入れてしまった……。避妊はされませんでした」(斉藤)。

 同僚がいうには、高橋は土木技術に関する特許取得を主導するなど実績を積み上げ、次期支店長候補といわれているそうだ。

 内定はもらった彼女だが、入社までにも3、4回ラブホなどで関係を持ったという。誘いを断ると内定を取り消されるのではないかという不安を抱えていて、断れなかったそうだ。

 入社してからは、高橋とは勤務地が違い、一度も会っていないが、社内で関係がバレているのではと心配になったことがあり、LINEメールを送ると、こんなメールが返ってきた。

「変な噂は社内ではマイナスなので、バレないようにシラを切って下さいね」

 文春の取材に高橋は、肉体関係について否定することはなかったが、「本人がいない前では話せない」といい、「斉藤さんが意図的に私を貶めようとしている」と語っている。

 大林組のコーポレート・コミュニケーション室は、本件については社内で事実関係を確認中だとし、事実だった場合は厳重に処分すると答えている。

 だが、回答した翌日、斉藤は人事部から呼び出され、人事部長から「高橋には妻子がいて、役職もある。失うものが多いんだ」「お世話になった会社ではなく、なぜ文春に話すのか。相談窓口があるだろう」と何度も問い詰められたそうである。

「女性が働きやすい会社」を標榜する企業の実態は、いまだにお家大事、男性社員中心の旧態然たる体質が残ったままなのだ。

 ここまで告発した彼女が、この会社に居続けることはかなり難しいのではないか。文春は、これを掲載した以上、彼女のこれからを見続け、彼女が不利益を被らないよう、支えていく義務があると思う。

【巻末付録】

 ポストからいこう。巻頭は「大人の修学旅行/壇蜜が驚嘆した『奇想の系譜』」。これは壇蜜が裸で案内するのではない。「『沼』を持つ女優-出演作品が相次ぐ<正統派最旬美女>白石聖」は1ページ。

 巻末は、「超難問!おとなの『ヌード間違いさがし』」。袋とじは「幻の国民的アイドル、奇跡のヘアヌード AV女優・夢見照うた」。何が悲しくてAVに。「七菜乃×大塚咲、ヌード撮り合いっこ-写真展に先駆けて初公開」。「葉加瀬マイ(見納めミラクルボディ)-トップグラドルの引退グラビア」。葉加瀬は女優業に専念するそうだ。残念だ。

 現代は、巻頭で「女子ゴルフ開幕記念/松田鈴英、美しき挑戦者」。昨年は新人ながら賞金ランキング11位だった。なかなかの美形。現代は、アスリートを脱がすのがうまいから、そのうちヘア・ヌードを楽しみにしよう。

 後半は、「奥山かずさ、ランジェリー姿の戦隊ヒロイン-鍛えられた肉体美を見よ!」「奈月セナ、軌跡の美脚-長身Gカップで人気沸騰」。

 袋とじは「渡辺万美、激しく、美しい『濡れ場&自慰』ヌード」この中では渡辺万美がいい。今週は珍しく両誌ともに力が入っていた。いい勝負で、引き分けだな。
(文中敬称略/文=元木昌彦)

【告知】
読者の皆様へ
「ノンフィクションの醍醐味」3月の会のお知らせです。
今月のゲストは元講談社随一のノンフィクション編集者の加藤晴之さんです。
加藤さんはフライデー、週刊現代の編集長も歴任し、大相撲の八百長問題を仕掛け、大きな話題を呼びました。
200万部のベストセラー『海賊とよばれた男』(百田尚樹)や講談社ノンフィクション賞を受賞した『告白 あるPKO隊員の死』などを手がけています。
3月22日(金曜日)7時から9時まで。
【場所】カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店2号室(電話03-5292-5772) 
東京都新宿区高田馬場2-17-4 菊月ビル地下1階
(地下鉄東西線の高田馬場駅から3秒。濡れずに行けます)
「ゼロメガ」の部屋です。直接会場へおいで下さい。
【会費】 コーヒー代として1,000円
よろしくお願いします。

最終更新:2019/03/11 21:00
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