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松坂桃李&山本美月『パーフェクトワールド』壮絶爆死発進! 今期の民放連ドラで早くも“ビリ”確定?

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TBS系ドラマ『パーフェクトワールド』 公式Twitter(@perfectworldktv)より

 松坂桃李が主演、山本美月がヒロインを務めるフジテレビ系連続ドラマ『パーフェクトワールド』(火曜午後9時~)初回が16日に放送され、視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と壮絶爆死を遂げた。

 V6・井ノ原快彦主演『特捜9 season2』、天海祐希主演『緊急取調室 3rd SEASON』(ともにテレビ朝日系)が共に15.2%で好発進し、窪田正孝主演『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)、山下智久主演『インハンド』(TBS系)、中条あやみ&水川あさみ主演『白衣の戦士!』(日本テレビ系)も2ケタでスタートする中、『パーフェクトワールド』は6%台の大爆死。同じく、低調での発進となった『ストロベリーナイト・サーガ』(KAT-TUN・亀梨和也、二階堂ふみ主演/フジ系)の7.8%を下回り、今期のプライム帯の民放連ドラ(テレビ東京系は除く)で初回視聴率はビリとなる可能性が高くなった。

『パーフェクトワールド』は大学時代に事故で脊髄を損傷して下半身不随となり、車イス生活となりながらも、一級建築士になった主人公・鮎川樹(松坂)が、高校時代に樹に思いを寄せていた同級生・川奈つぐみ(山本)と再会し、障害を乗り越えて恋愛に発展していくラブストーリーだ。

 初回では、樹に排泄障害があることに触れ、松坂と山本がゴールデン帯で、よりによって「ウ○コ」発言を連発する場面もあり、視聴者をドッキリさせたりもしたが、そんな二人の必死の演技も実らず、視聴率は爆死してしまった。

 そもそも、同ドラマの原作は有賀リエ氏の同名漫画で、昨年10月には岩田剛典(三代目J SOUL BROTHERS、EXILE)と杉咲花のダブル主演により、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』のタイトルで映画化されたが、まるで振るわなかった経緯がある。

 また、松坂はこれまで主演したプライム帯の連ドラが、いずれも1ケタ台。山本がヒロインに起用されたプライム帯の連ドラはすべて低視聴率とあって、正直下馬評は高くなかったが、初回は、予想通りの結果になってしまった。

 ネット上では「映画版は原作とだいぶ違っていたけど、ドラマ版は原作に沿っている。主人公は岩田より、松坂の方が断然いい」「松坂は車イスの操作など、難しい演技をよくこなしていると思う」「松坂は演技がうまいと思ったけど、ヒロインは山本じゃなくて、もう少し演技力のある女優にしてほしかった」といった声が出ており、おおむね松坂の演技は好評だ。

 しかし、いくら演技力があっても、数字に結びつかなければ民放ドラマとしては意味がない。初回6%台から巻き返すのは、かなり困難な道のりになるだろうが、今期の民放連ドラの“ビリ”候補から抜け出すことができるだろうか?
(文=田中七男)

最終更新:2019/04/21 06:00
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