本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

立川志らく「TBS朝の顔」で好感度アップ目指すも、落語界からは”辛辣な人物評”

文=本多圭

立川志らく公式ホームページより

 秋の番組改編で、低視聴率が続く朝の情報番組『ビビット』を打ち切り、代わって新情報番組『グッとラック!』をスタートさせるTBS。MCには、『ひるおび!』で辛口コメンテーターとして頭角を現した落語家の立川志らくと、同局アナウンサーの国山ハセンを起用することが発表されたが、放送前から早くも“炎上”が危ぶまれている。

 志らくといえば、立川談志の弟子として知られるが、その談志さんはブラックユーモアと毒舌で独自の世界を作り上げた“落語界の風雲児”。ただ、数々の言動で落語界からは異端児扱いされ、1983年にはそれまで所属していた落語協会と袂を分かち、立川流を立ち上げた。

「弟子から上納金をとったり、家元制度を導入したりして賛否を集めましたが、そのブラックユーモアと毒舌に相通じるところがあったビートたけしが弟子入りしたことでも話題を集めました。芸能人では、他に上岡龍太郎や高田文夫も弟子入りしています」(落語関係者)

 談志さんが11年11月に喉頭がんで亡くなると、その翌年、立川流は談志一門会として新たにスタート。主要メンバーは、談志さんの遺志を継ぎ、“落語ブーム“の火付け役になった立川志の輔、立川談春らといった超売れっ子だが、他方で、志らくとの間ではしばしば確執がささやかれてきた。

「志らくは、談志さんの死後も先輩方を差し置いて談志さんの自宅に移り住み、遺族とも家族のように仲良くなった。また、『自分だけが談志師匠のDNAを受け継いでいる』と公言したというウワサが流れて、噺家仲間から反感を買ったのです」(同)

 実際、生前の談志さんが志らくを高く評価していたことはよく知られ、志らくの口調や仕草も談志さんを彷彿させるものがある。志らく自身もそれを意識しているようだが、落語家としてはその足下にも及ばない。にもかかわらず、横暴ぶりだけは談志さんばりだ。

「志らくは劇団『下町ダニーローズ』を主宰していますが、今年5月、その舞台稽古に弟子が一度も来なかったと激怒。二つ目の弟子7人全員を前座に降格させました。“弟子なら師匠の劇団に興味を持って手伝いに来るべき”と擁護する声もありますが、弟子が見学にも手伝いにも来なかったのは師匠として人望がないだけ。今年の夏の真打ち昇進が決定している弟子まで落とすのはやりすぎで、このご時世、パワハラと言われても仕方ないでしょう」(同)

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