本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

『バラいろダンディ』突然の司会者一新で、TOKYO MXの深刻なスポンサー離れが露呈

文=本多圭

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 2014年4月から“オトナの夜のワイドショー”としてスタートしたTOKYO MXの情報バラエティ『バラいろダンディ』。その司会が9月30日から一新されることになり、金曜日のMCには、お笑いタレント・島田洋七に代わって元衆議院議員の宮崎謙介氏が就任することになったが、現在、同局ではスポンサー離れへの懸念が深刻化しているという。

「これまで金曜MCを務めてきた洋七ですが、佐賀県を拠点に活動しているため、収録のためには“アゴアシ代”がかかる。その一方で、番組に固定スポンサーがつかないため、コスト削減の対象になってしまい、降板させられたんです」(番組関係者)

『バラいろダンディ』は、これまで月曜から木曜までのMCをプロレスラーの蝶野正洋が、金曜のMCを洋七が担当。洋七といえば、自叙伝『佐賀のがばいばあちゃん』(徳間文庫)による空前の大ベストセラーがまだ記憶に新しいが、さかのぼって80年代には親友のビートたけしと共に漫才ブームを牽引。その縁で、北野武映画『龍三と七人の子分たち』の公開の際には宣伝を兼ねて、たけし自身が同番組にゲスト出演するなど、番組に貢献してきた。

「それでも、収録のために上京しなければならない洋七の場合、ギャラの他に飛行機代や宿泊費として約15万円前後が必要で、その費用さえ厳しくなってしまった。というのも、これまで固定した番組スポンサーがつかず、スポットCMで補ってきましたが、日によってはそれもゼロのときがあって制作費は常にカツカツ。そこで代わりにアゴアシ代がかからない宮崎氏を起用。あわせて“リニューアル”という名目でMCを一新し、月曜から木曜までは元ニッポン放送の垣花正に担当させることになったのです」(前同)

 MXといえば、夕方の情報番組『5時に夢中!』で月曜MCを担当するマツコ・デラックスの発言をめぐり、『NHKから国民を守る党(N国)』の立花孝志代表が、マツコの謝罪と自らの番組出演を求めて抗議。さらに、マツコとMXを相手取り、総額1億円の慰謝料を求める集団訴訟の方針を打ち出しているが、この影響も少なくないという。

「スポンサーはとにかくトラブルを嫌いますから、今後のスポンサー離れに局内は戦々恐々です。フリーアナの田中みな実がMCを担当していた昼のワイドショー『ひるキュン!』も結局スポンサーがつかずに、今年3月に打ち切りになりましたが、リニューアルする『バラいろダンディ』ももろにそのトバッチリを食うでしょう。最悪の場合、年内の打ち切りもあるのでは、と囁かれています」(番組制作会社スタッフ)

 他番組にも影響を与えているとなればマツコの反撃にも期待したいところだが、経費削減のためのリニューアルが功を奏するのか、一新する『バラいろダンディ』にも注目したい。

最終更新:2019/09/24 09:41

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