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沢尻エリカの身辺調査は誰がやったのか? 業界内に「特命係長 只野仁」必要論が浮上

沢尻エリカ

 合成麻薬MDMAの所持の疑いで女優の沢尻エリカ容疑者が逮捕されたのを受け、NHKは21日、来年放送の大河ドラマ『麒麟がくる』で、織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)を演じていた沢尻容疑者の代役に、川口春奈を充てることを決めた。

「『麒麟がくる』の撮影は6月に始まり、すでに10話まで撮り進んでいた。それが撮り直しとなったことで、巨額の賠償金が発生することは確実。すでに取り壊したセットもあり、撮り直しのために改めて建て直さないといけない。さらに共演者についても改めてスケジュールを調整しなければならず、それだけでも莫大なコスト。大河の撮り直し分だけで5億円、CM等を含めると賠償金は10億円に上ると見られています。民放なら今後の仕事で相殺も可能でしたが、公共放送のNHKではそうはいきません。所属事務所との間でシビアな話し合いが始まっています」(スポーツ紙記者)

 そんななか、17日のラジオ番組では有吉弘行がこの件に言及。沢尻を起用した側の責任を一刀両断している。

「沢尻の薬物疑惑は以前から一部で報じられていたこともあり、有吉は『しょうがないよな。なんか……しょうがないよ。(沢尻って、やってる)っぽかったじゃん!』と発言。『身辺調査もして“もう、大丈夫ね”っていった上で(ドラマに)出してるハズだから……身辺調査、甘かったんだろうな』と起用した側が被害を被ったのは“しょうがない”との持論を展開しています。まれにテレビ局やスポンサー企業の依頼を受けて、探偵事務所などがタレントの身辺調査や素行調査を請け負うことはありますが、NHKが沢尻についての調査をどこまで行っていたのかは不明。業界内では『特命係長 只野仁』のように、タレントの身体検査を行うプロが必要との声が高まっています」(芸能プロダクション関係者)

 危ない橋を渡ろうとしたツケなら、NHKは有吉の言う通り「しょうがない」と思うしかないだろう。

最終更新:2019/11/25 16:07
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