NEWS 手越祐也、カラテカ入江コースまっしぐら？　ジャニーズを取り巻く“人脈”の危うさ

　ワイドショーを賑わせているNEWS・手越祐也の活動休止報道。コロナ禍で緊急事態宣言が発令されていた最中に夜遊びを繰り返し、ジャニーズ事務所から芸能活動休止を言い渡された手越だが、スポーツ紙やウェブメディアだけでなく、民放のワイドショーもこれを一斉に報じた。

　そんな中、27日放送の情報番組『バイキング』（フジテレビ系）がこのニュースを扱った際には、出演者のおぎやはぎ・小木博明が「入江コネクションを思い出しちゃう」と話したのだ。

　昨年、大騒動に発展した吉本興業の「闇営業」問題。その発端ともなった、カラテカ・入江慎也も“チャラさ”と“人脈の広さ”をウリに、芸人だけにとどまらず、実業家として「株式会社イリエコネクション」というコンサルなどを請け負う会社を設立した。しかし、その「コネクション」によって振り込め詐欺グループとつながり、結果的に「闇営業斡旋」という行為で多くの芸人を巻き込み、入江自身も吉本興業をクビになってしまったのだ。

　一方、手越も「独自の人脈を持っている」と吹聴しているといい、「実業家になりたいと言っている」という報道がスポーツ紙で報じられた。こうした報道を受け、前出の小木は続けて「知り合いが多いって人のことを聞くと、（入江を思い出して）心配になっちゃうんですよね。だからちゃんと精査したほうがいい」と助言したのだ。芸能記者はこう語る。

「入江はKis-My-Ft2の北山宏光や、NEWSの増田貴久とも交流があり、『闇営業問題』が勃発した際には、ジャニーズファンもざわついたんですよね。幸い、巻き込まれることはなかったけれど、芸能人同士には公にしていない“交友録”がある。飲み会仲間もそうですし、芸能人同士のフットサルチームや草野球チームもあれば、同じサウナに通っている同士でも仲が良かったりする。芸能人同士で寄り集まって、仕事やギャラの話をして、『お前んとこそんなに待遇悪いの？　独立したら？』『YouTubeでどれだけ儲けた』とか、情報交換しているわけです」

　しかし、芸能人同士の交流ならば、お互い「事務所」という管理下に置かれている以上、ややこしいことにもなりづらい。問題は、芸能界の外に広げていく“人脈”だ。実際に手越の周囲にはIT系の実業家などがいるといい、彼らに触発されれば「ジャニーズを出て、経営者へ」という発想に至る可能性もある。しかし、大手芸能事務所関係者はそんな手越を危惧する。

「先にジャニーズを辞めたKAT-TUNの田中聖くんや田口淳之介くんも、『自分には人脈があるから』と同じことを言っていたんですよ（苦笑）。そら、芸能人ってだけで色んな人が寄ってくる。ましてやジャニーズの子は、こう言ってはなんだけど10代の頃から芸能界にいて、学業に専念できていない子も多い。そういう子に、『君はこれだけ損をしてるんだよ』『でも、こうすれば稼げるんだよ』『僕が教えるから大丈夫だよ』なんて賢さを装って口八丁で近づくやからも多いでしょう。だから、小木さんの言う通り人間関係を『精査』して、うまい話には余計に気をつけないといけない。事務所を辞めるにしても、今一度そのあたりのことはしっかり手越くんにアドバイスしてあげてほしいです」

　はたして、手越はジャニーズを辞めて「実業家」を目指すのか？　どちらにせよ、甘い言葉には気をつけてほしいものだ。

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト：日刊サイゾー

にっかんさいぞー