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韓国“イジメ告発”相次ぎK-POP界が大炎上! 日本にも飛び火の可能性 女優Mにイジメ疑惑が?

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過去のイジメ加害を告発され活動休止を余儀なくされたK-POPアイドル・Stray Kidsのメンバー(公式HPより)

 新型コロナによる混乱も収まらない中、お隣韓国では“イジメ告発”が社会問題化している。

 ことの発端は韓国バレー界でアイドル級の人気を誇るイ・ダヨン、ジェヨン姉妹が突然10年前の校内暴力を告発されたことだ。ネットの掲示板に告発文を掲載されたイ姉妹は、すぐに内容を全面的に認めて謝罪文をSNSに投稿したが、炎上は収まらず。騒動を受け、韓国バレーボール協会は国家代表権を剥奪すると発表。所属チームも姉妹の試合出場を無期限停止とした。

 この事件をきっかけに、サッカー選手やハンドボール選手など、スポーツ界のプロ選手の過去の悪事を告発する書き込みが続出。さらにこの“イジメ告発”の波は芸能界にも波及し、『梨泰院クラス』に出演したことで知られる俳優キム・ドンヒ、K-POPアイドルの(G)I-DLEのスジン、SEVENTEENのミンギュ、ソロ歌手のヒョナなどが相次いで槍玉に挙げられ、それぞれが対応に追われた。

「事実無根だと確固たる態度で否定する者、事実確認ができるまで活動を中断すると発表する者、事務所によっても対応はさまざまですが、混乱を極めてますね。NiziUと同じJYP所属で、日本でも売り出し中のボーイズグループStray Kidsのメンバー・ヒョンジンは過去の校内暴力を告発され、素直に謝罪をしましたが、結局は活動を休止することになりました。このグループはヒョンジンが一番人気なんですよ。彼が活動しないとなると、グループ全体も下降線をたどることになる。ファンの絶望は深いようです。しかし、過去のことであれ罪を認めて謝罪しないと永遠に批判され続けます。何より被害者のいる話ですから、事務所も慎重に判断せざるを得ない」(K-POPライター)

 韓国で起こった“被害者が続々と声をあげる”という今回の動きに、日本も感化される可能性があると指摘する声もある。

「日本では“証拠”が大事とされるでしょうから、韓国のようにネットに書かれただけの告発文がここまで大きな炎上騒動になるとは思えない。しかし、プロのスポーツ選手なんかは学生時代の部活動でのしごきだとか、そういうことを具体的に告発されたらまずい人も結構いるでしょうね。芸能界だって同じです。松本人志やミュージシャン・小山田圭吾が過去にイジメの加害者だったことを告白したこともありましたからね」(芸能記者)

 しかし、日本の場合はちょっと特殊な傾向もあるという。

「日本のアイドルなんかは逆にいじめられっ子だったというパターンが多いですよね。女性のアイドルにも多いし、ジャニーズのアイドルでも“クラスの人気者”タイプは実はそんなに多くない。それは多分K-POPと日本のアイドルの育成環境の差が関係している。K-POPのアイドルは“エリート”でなければなれない。歌やダンスがものすごく上手くなければアイドルになれないし、そうした一芸に秀でていれば学校でイジメのターゲットになることも少ないはず。嫉妬の対象にはなっても、陰湿な暴力を受けることはないでしょう。それに比べて日本の場合は、歌やダンスが最初から上手くなくてもアイドルになれます。学校には馴染めないけど、芸能界に居場所を見出したなんて話はよく聞きますよね」(同)

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