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田中邦衛さんが絶句…心を痛めた吉岡秀隆と内田有紀の“『北の国』から離婚”

田中邦衛さんが絶句…心を痛めた吉岡秀隆と内田有紀の『北の国』から離婚の画像1
北の国から2002遺言』(FODサイトより)

 テレビドラマ『北の国から』の黒板五郎役や映画『若大将』シリーズの青大将役で知られた俳優の田中邦衛さんが、先月、88歳で亡くなっていたことが今月2日、明らかになった。

 田中さんが公の場に姿を見せたのは2012年8月、都内で行われた俳優の地井武男さんの「お別れの会」であいさつしたのが最後。以降、表舞台で見かけなくなったことから、週刊誌では「俳優引退」「老人ホームに入居」などと報じられていた。

 田中さんの訃報を受け、フジテレビ系ドラマ『北の国から』シリーズで、田中さんと22年間にわたり親子役を演じた、俳優の吉岡秀隆が追悼コメントを発表。

 吉岡は『いつか、この日が来ることを心のどこかで覚悟しておりました。今は邦衛さんの笑顔しか思い浮かびません』とかつての日々を思い出すようにコメント。『自分の覚悟の小ささとあなたの大きな優しさに涙しかありません』と大きな悲しみをにじませた。

「長男・純役を演じていた吉岡だが、本当の親子のような関係で、新しい仕事が決まれば田中さんに真っ先に報告していた。それだけに、田中さんは吉岡の成長した姿を見るのを楽しみにしていた。純は劇中で彼女ができても悲しい別れを繰り返していた。そのため、田中さんは『現実では幸せな結婚をしてほしい』と心から願っていたそうです」(フジ関係者)

 そんな田中さんの願いが1度はかなうことになった。

 02年9月に放送されたシリーズの最終作となった『北の国から2002遺言』での共演を機に交際していた、吉岡と女優の内田有紀が同年12月にゴールインを果たしたのだ。

「ドラマのロケ地となった北海道富良野市内のホテルで挙式。式に先立ち記者会見した2人は同日、富良野市役所に婚姻届を出したことを報告した。非公開の式は、ドラマの脚本を手掛けたの倉本聡さんらによる手づくり。ホテル周辺の自然の中で行われ、田中邦衛さんなど約50人が出席。極寒の屋外で行われたため、田中さんの体調が心配されたが、喜んで出席し2人の門出を祝福していたようだ」(ベテラン芸能記者)

 結婚を機に、内田は女優業を休業。そのまま幸せな結婚生活を送るかと思われたが、結婚から3年の05年12月突如、離婚。その後、内田は芸能界復帰を果たしたのだ。

「吉岡はいち早く田中さんに報告したようですが、ショックのあまり絶句していたそうです。なんでも、内田が置き手紙をして突然出て行ってしまったのだとか。一部では吉岡のDVが報じられましたが、それは否定していたそうです。田中さんは“『北の国から』離婚”などと書き立てられたことにも、吉岡の胸中をおもんぱかって悲しみに暮れていたそうです」(映画業界関係者)

 内田と離婚後、吉岡は再婚には至っていないが、離婚時のショックが大き過ぎたのかもしれない。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/04/11 20:00
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