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乃木坂46、オーディション開催! 新システム「みんなで応募」の意義は?

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乃木坂46 新メンバーオーディション「たった一度のきみへ」篇より

 乃木坂46が新メンバーオーディションを開催し、7月19日正午から8月10日午後5時まで、特設サイトで応募を受け付けている。オーディションの開催は、2018年の「坂道合同新規メンバー募集オーディション」以来、3年ぶり。前回は坂道シリーズ全体での開催だったが、今回は乃木坂46単独での開催となる。

 今回は、友達や姉妹など最大3名の複数人で応募する「みんなで応募」というシステムを導入した。エントリーする際には、集合写真と単独写真をいっしょに送ることとなる。

「みんなで応募」でエントリーした候補者の審査については、一次審査ではグループに対して合否を出すが、オンライン審査となる二次審査以降は個人で合否を出すという。

「結局二次審査からは全員に対して通常審査となるので、『みんなで応募』を導入したからといっても、全体の審査にはあまり影響はないでしょう。ただ、“1人では応募するのを躊躇してしまう”という人の背中を押すこともできるし、応募総数を増やすという効果も見込める。そして、そういったなかに隠れている逸材をすくいあげる機会にはなると思います」(音楽業界関係者)

 韓国の『PRODUCE 101』シリーズや、NiziUを生み出した『Nizi Project』など、K-POP系のオーディション企画が大人気となっている。乃木坂46もそこを意識しているのだろうか。

「意識はしていると思います。でも、K-POP系のオーディションと乃木坂46のオーディションはコンセプトがまったく異なるんですよ。K-POP系のオーディションでは新グループの立ち上げが目的ですが、乃木坂46の場合は追加メンバーの選出が目的ですからね。

 また、番組で審査の過程をしっかり密着するK-POPのオーディションの場合、その番組の最終回に注目度のピークがきて、デビュー以降は徐々に盛り下がっていくというケースも多い。でも、乃木坂46の場合は、そもそもグループの活動基盤が盤石であり、新メンバーはそこに入っていくだけなので、デビュー以降に盛り下がる可能性は低い。むしろ、そこから人気が上がっていくだけです。瞬間最大風速はK-POP系のオーディションのほうが上かもしれませんが、長く活動をしていけるのは乃木坂46でしょうね」(同)

 もしも息の長いアイドルになりたいのであれば、乃木坂46のオーディションを受けたほうがよさそうかも?

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2021/07/22 22:00
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