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高杉真宙、『ハンオシ』視聴者を虜にした嫉妬に燃える“オス”の表情

高杉真宙、『ハンオシ』視聴者を虜にした嫉妬に燃える“オス”の表情の画像
ドラマ公式サイトより

 ラブストーリーにスパイスを加え、より物語を盛り上げてくれる「当て馬」。ヒロインに惚れてアタックするも、紆余曲折を経て最終的にはフラれてしまう切ない役どころだ。そんな当て馬役として、いまお茶の間を沸かせている男がいる。端正な顔立ちと子どものような笑顔が魅惑的なイケメン俳優・高杉真宙だ。

 高杉は、現在放送中のTBS系火曜ドラマ、『ハンオシ』こと『婚姻届に判を捺しただけですが』に出演している。結婚願望がないイマドキなバリキャリ女子のヒロイン・明葉(清野菜名)が、エリート広告マン・百瀬(坂口健太郎)と訳あって偽装結婚をすることになるラブコメディなのだが、そんな2人の間に入って明葉を振り向かせようとするのが、高杉演じる“年下男子”の唯斗だ。

 唯斗は人懐っこく、誰とでもすぐに仲良くなれる天性の愛されキャラ。普段は動物病院の看護師として真面目に働いているが、オフの日はやんちゃなスケボー少年というギャップも魅力で、視聴者にも“唯斗派”は多い。基本的にふわふわとしているが、明葉に向けるまなざしは真剣そのもので、「チャラそうなのに私には本気なんだ……」と思わず明葉に自分を投影してときめいてしまう。

 高杉演じる当て馬役の魅力はズバリ、「嫉妬の表情」。余裕そうな笑顔や、明葉を見つめる優しい顔つきなどいろいろな表情を見せてくれる高杉だが、百瀬に対抗心を燃やしているときのギラギラとした目つきは“オス”を感じるものがある。明葉が百瀬に心惹かれつつあることを知っている唯斗。明葉を「明葉さん」と呼んでいる百瀬の前で、堂々と「アッキー」と呼ぶなど大胆なマウントをとることもあり、そうした嫉妬心から来る強気な唯斗の態度が高杉の演技によって魅力的に輝いている。

 ネット上では、「年下のイケメン当て馬男子が高杉真宙なのはもう絶対に最高なんです」「高杉真宙くんが演じる当て馬、模範的でイイ」「唯斗の本気の顔たまらん」と大好評。坂口演じる百瀬のキャラクターが謎めいていた序盤は、百瀬より唯斗を応援する声が数多く上がっていたほどだ。

 12月7日の今夜放送される第8話では、百瀬と明葉が暮らす家に、ルームメイトと喧嘩した唯斗が突然やってくる。そのとき明葉は家出中で、百瀬は唯斗に「明葉の本当の気持ちを教えてほしい」と頼むそう。あと一歩で結ばれてしまう百瀬と明葉を前に、高杉演じる唯斗はどんな表情を見せてくれるのだろうか。

■番組情報
火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清野菜名、坂口健太郎、倉科カナ、高杉真宙、前野朋哉、中川翔子、笠原秀幸、小林涼子、森永悠希、長見玲亜、深川麻衣、岡田圭右、木野花、田辺誠一 ほか
原作:有⽣⻘春「婚姻届に判を捺しただけですが」(祥伝社「フィール・ヤング」連載中)
脚本:田辺茂範、おかざきさとこ
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
プロデューサー:松本明子、那須田淳
主題歌:あいみょん「ハート」(unBORDE/Warner Music Japan)
演出:金子文紀、竹村謙太郎 ほか
編成:宮﨑真佐子
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hannoshi_tbs/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2021/12/07 19:00
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