本多圭の『芸能界・古今・裏・レポート』

氷川きよしはどこへ行く? 暴力社長に嫌気が差して「ビートたけしと合流」説も

文=本多圭(ほんだ・けい)

氷川きよしはどこへ行く? 暴力社長に嫌気が差して、「ビートたけしと合流」説もの画像1
デビュー当時の氷川きよし

 今年いっぱいで歌手活動の無期限休止を発表している演歌歌手・氷川きよし。今後、現在所属する「長良プロダクション」を退所し、独立もしくは他事務所へ移籍する可能性が高まってきたという。

「氷川が長良プロダクションから独立もしくは移籍するという噂は、以前からまことしやかに囁かれていて、先日の『週刊文春』でも報じられていましたが、やはり神林(義弘)社長の暴行事件で決定的になったようです」(元事務所関係者)

 現在、氷川が所属する長良プロダクションは、“氷川育ての親”といわれる長良じゅん(本名・神林義忠)さんが63年に長良事務所として創業した芸能プロ。87年、廣済堂グループの傘下に入り、廣済堂プロダクションと社名変更した後、99年に長良プロダクションとして再スタートした。

 「長良さんは老舗の『木倉音楽事務所』で、雪村いずみや水原弘さんのマネジャーを担当。美空ひばりさんと公私に渡って親しくしていたことでも知られ、独立後は、梅宮辰夫や安岡力也、中村玉緒のマネジメントを手がけたほか、山川豊や田川寿美、水森かおりら、多くの演歌歌手を育て上げました」(大手プロ役員)

 その中の1人が、氷川きよしだ。

「氷川きよしの名付け親はビートたけしですが、それも長良さんの芸能人脈の広さゆえと人徳のなせるわざ。実際、“演歌界のドン“と呼ばれて広く慕われていました」(大手プロ役員)
 03年、長良さんは長男の神林義弘氏に社長の座を譲ると、長良グループの会長に就任。

 義弘氏の手腕を見守っていたが、12年、滞在中だったハワイのゴルフ場で事故死。享年74歳だった。ちなみに、東京・青山斎場で行われた葬儀には、約5000人もの弔問客が訪れたという。

 「社交的で人望の厚さで知られらた長良さんと違って、義弘氏は人見知りするタイプで、しかも、社内ではワンマン。要するに内弁慶なんです」と話すのは中堅プロオーナー。

 「とはいえ、社長就任以前は『田辺エージェンシー』の田邊昭知社長の下でマネジメント修業をしていたので、マネジャーとしては問題ないと思われていました。田辺エージェンシーも田邊社長も、芸能関係者からは絶大な信頼を置かれていますからね。ところが、義弘氏は、父親が育てた氷川とはそりが合わず、氷川は“社長は愛情がないから“と愚痴っていました。なので、いずれ他の事務所に移籍するか、独立するのではないかと噂されていたんです」(前同)

 同プロからの独立といえば、00年、長良グループを長年支えてきた山川豊が独立している。
「山川さんは長らく長良グループを支えてきた方ですが、その時も社長からは労い言葉などはなかったそうで、そんな社長の冷たさにも、氷川は愛想を尽かしたようです」(芸能ライター)

 また、氷川は待遇面でも不満を抱いていたのではないかという。

「氷川は14年、都内に7億円超ともいわれる豪邸を建設しているのですが、長良プロにいまだに3億円以上の抵当権が設定されているというんです。氷川の稼ぎからすれば、すでに抵当権を抹消してもおかしくないでしょう」(前同)

 一方、義弘氏自身も、“超ドル箱”の氷川がいつ独立するか、不安を抱えていたという。

「その不安が幹部社員に対する不信に発展したのか、社長室で、義弘社長が幹部社員の金を使い込みを疑って暴力を振るったんです。暴行を受けた幹部社員は、先代の長良さんの運転手兼秘書を務めた人物で、義弘社長になってからも、社長をめぐる悪評の火消しに奔走していた長良プロ一筋の人。使い込みをするような人物ではなく、実際、冤罪でした。結局、彼は暴行事件を公にしないと口止めされて、9月いっぱいで退社しましたが、この事件を受けて他にも3人が退社しています」(夕刊紙記者)

 救急車や警察が出動する騒ぎとなったこの事件は、「週刊文春」にも報じられたが、長良プロの元関係者によれば、義弘氏の暴力沙汰はこれが初めてではないという。

「以前も義弘社長が社員に暴行を働いたことがあったのですが、そのとき、水森かおりがたまたま現場を目撃してしまったようなのです。彼女は“怖いから、事務所を辞めたい“と訴えたそうですが、周囲の説得を受けて踏みとどまったとか……。今回の暴行事件で、水森だけでなく、氷川の独立も信憑性が帯びてきました」(長良プロの元関係者)

 すでに水面下では氷川獲得の動きが活発化しているという。

「一番手として名前が上がっているのが、エイベックスです。ただ、長良プロもエイべックスも音事協(日本音楽事業者協会)加盟社。音事協は、トラブル防止のため、加盟プロ同士のタレントの引き抜きを禁止しています」(芸能関係者)

 前出の中堅プロオーナーは、「“芸能界のドン”と呼ばれる人物が仲介に入れば、クリアできないこともない」というが、ここにきて急浮上してきたのが、ビートたけしが所属する「T.Nゴン」への移籍情報だ。

 「氷川の名付け親として、たけしは彼が『紅白歌合戦』に初出場した際、志村けんと共に応援に駆けつけていますが、実は、プライベートでも氷川を可愛がっていて、実際、氷川はたけしの自宅にも遊びに行っています」と言うのは、たけしの前事務所関係者。

「以前、たけしが浅草の料理店から出てきたとき、偶然、義弘社長に会ったことがあるそうなんです。当然、挨拶してくるかと思いきや、義弘社長は脱兎の如く逃げ出したというんです。たけしは“この男で氷川は大丈夫か”と心配していましたからね。氷川が今後の相談をしてくれば、移籍もなくはないと思いますよ」(前同)

 前出の中堅プロオーナーは、「条件的には可能だが、現実的ではないのでは」と否定的だが、たけしの元事務所スタッフは、「たけしの再婚相手である事務所役員は、利益追求に対しては貪欲ですかね。ありうる話です」という。

 氷川が移籍するのか、それがどこになるのかはまだわからないが、「週刊文春」の報道を受けた後も、加害者である義弘氏は、暴行事件について沈黙。後追いしたマスコミが、退社した被害者に取材を申し込んだもののの、頑なに証言を拒否されているという。

「嵐が過ぎ去るのを待とうとしているのかもしれませんが、義弘社長の暴力は1度や2度ではありません。しかも、彼は音事協の常任理事を務めています。このままでは加盟社に対しても示しがつきませんよ」(音事協加盟プロ役員)

 今後、義弘氏が説明責任を果たすことはあるのかーー。氷川の動向と共に注目したい。

(文=本多圭)

本多圭(ほんだ・けい)

本多圭(ほんだ・けい)

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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最終更新:2022/10/16 14:00

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