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女子アナ大量退社のテレ東、相内優香アナの『WBS』メイン就任でもう一波乱か

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テレビ東京

 テレビ東京が春の番組改編に合わせて、4月1日から人気ニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』をリニューアルし、同局の相内優香アナウンサーと報道局の豊島晋作氏がメインキャスターに就任することを発表した。『WBS』はこれまで大江麻理子アナが10年近く、21年からは佐々木明子アナも加わりメインキャスターを務めてきたが、その大江アナは金曜日に放送される『WBS週末版』を担当するという。

 相内アナといえば、22年に結婚した丸井グループの“創業者の孫”で元NHKの青井実アナが4月からフジテレビ系ニュース番組『Live News イット!』のメインキャスターを務めることが最近明らかに。今春から夫婦揃って人気番組の“顔”になるわけだが、テレ東の番組スタッフは今回の人事についてこう語る。

「ウチは他局に比べると、『WBS』や『モヤモヤさまぁ~ず2』、局アナ時代の鷲見玲奈アナや森香澄アナが担当していた『ウイニング競馬』など女子アナが活躍する番組が少なく、数も限られています。中でも『WBS』は局内一の人気アナである大江アナが長年メインキャスターを務めていたことでもわかるように、彼女たちにとって最も担当したい番組でもある。つまり同番組のメインキャスターはいわばエースアナの証しとも言えるわけです」

 晴れて大江アナから同局のエースアナの座を継承され、公私ともに充実一途の観もある相内アナだが、これまでのアナウンサー人生はけっして順風満帆と言えるものではなかった。

「大学時代には『準ミス立教』に選出され、セント・フォースに所属、芸能活動も行っていた相内アナは入社当時から即戦力として期待されていました。実際、ニュース番組やスポーツ番組、バラエティー番組とジャンルを問わず数多くの番組を担当。20年には番組を担当しながら早稲田大学大学院に社会人入学し、約2年をかけて大学院を修了、MBAも取得している努力家でもあります。ただ、その一方で11年にはウチの局員と日本代表も務めた卓球の松平健太選手との“二股愛”を写真週刊誌『フライデー』(講談社)に報じられ、担当していたスポーツ番組を降板しました」(前出の番組スタッフ)

 こうした紆余曲折がありながらも局上層部からの信頼は厚かったようで、今回晴れてエースアナ就任となった。

 もっとも、今回の相内アナの『WBS』メインキャスター就任は今後局内に大きな影響を及ぼしそうだという。

「局の功労者でもありベテランの大江アナがエースアナ扱いされることに対しては納得していた同僚アナたちの中にも、相内アナのエース就任に関しては不満を抱いている者も少なからずいるでしょうからね。昨今の女子アナの退社ラッシュも今春の番組改編による人事が原因なんじゃないかとすでに局内では噂になっています。しばらくはこの体制が続くことになるでしょうし、今後も局を離れる女子アナが出てくる可能性も高そうです」(同番組スタッフ)

 今後もテレ東女子アナの動向からは目が離せなさそうだ。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2024/03/16 14:00
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