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NMB48安部若菜、田中みな実と壇蜜の写真集を研究し習得した“大人の色気”

2023/04/05 13:00

文＝伊藤綾（ライター）

NMB48 田中みな実 壇蜜

　NMB48の中心メンバーとして、チームMの副キャプテンを務める安部若菜のファースト写真集『愛される予感』（徳間書店）の発売記念お渡し会が、4月2日にSHIBUYA TSUTAYAの特設会場で開催された。

　これに伴い実施された囲み取材で、“わかぽん”が発売後の反響や撮影の裏話をトーク。前々から写真集をやるなら「撮ってみたかった」という温泉シーンやバスタオル巻きなどについて語った。

自己採点は「99点」、本人も太鼓判を押す仕上がり

　高校時代に株式投資を始め、高座に上がった経験もある落語に関するWeb連載を持つほか、昨年11月に上梓した小説「アイドル失格」が発売後、即重版が決まるなど、アイドルの枠にとらわれない活動に挑戦している安部若菜。

　3月27日に発売されたファースト写真集『愛される予感』は、すでにNMB48の楽屋でも回し読みされているらしく、NMB48メンバーやファンの間でさっそく好評だそうだ。

「メンバーが『色気がすごい』『これを見て自分も色気を出せるように頑張る！』と言ってくれたり、キャプテンの小嶋花梨さんがLINEで10分ぐらいの動画で感想を送ってきてくださったり。ファンの方からもSNSやお渡し会で感想を直接いただいているんですが、『これまで見てきた写真集の中で一番でした』とも言ってもらえて幸せです」

　リラックスした笑顔が印象的な表紙のカットは軽井沢のホテルの一室で撮影。廃校や古い洋館で見せた水着カットやランジェリー姿など、知的美人“わかぽん”のキュートな姿やセクシーな一面が詰まった1冊となったようだ。

　アイドルでありながら経済学部で学ぶ現役大学生でもある安部。本作の撮影に挑むにあたり、田中みな実や壇蜜の写真集を参考にしたそうだ。

「田中みな実さんはキレイで大人っぽくて、色気すごいのにいやらしくないところに憧れています。壇蜜さんも“色気の神”だと思っていて、私もしっとりした雰囲気とか褒められることが多いので、もっと自分のいいところを出せるようにと参考にしました」

　草津温泉や信州の小京都・上田では文豪も投宿した老舗旅館で、名物料理に舌鼓を打ち、足湯や温泉につかるシーンなども収められているという。中でも草津温泉で湯もみ娘に扮した写真が本人のお気に入りのようだ。

「もともと和なものや日本のものが好きで、我ながらそういうのが似合うと思うし、『なんで私を温泉で撮らせてくれないんだ！』って、ずっと思っていました。湯もみの衣装も、自分で言うのもなんですけど似合い過ぎていて（笑）。すごく好評です。湯もみってこんなに力使うんだと思って楽しかったし、本当に草津温泉で働いていそうな雰囲気というか、自分の素朴感が気に入っていて、本当に“草津の女”になれた気分がしました（笑）」

　また、バスタオル巻きで“少し攻めたカット”もお気に入りの一枚だとか。

「よく他の方の写真集を見て、『このバスタオルの中はどうなっているんだろう？』と考えていたんですが、この撮影でそれがわかって嬉しかったです。ファンの方にもよく聞かれるんですけど、『ご想像にお任せします』と答えています（笑）」

　撮影に向けた体づくりなどの準備について聞かれると、「撮影が決まったのが1ヶ月前で、けっこう急だったんですが、そこから少しジムに通って、年明けの撮影だったので今年のお正月はお餅を1個も食べず、食事も気をつけましたね。あと、撮影が4日間あって撮影スタッフさんと一緒に過ごすので、会話の準備をして挑みました。人見知りなので」とトーク。撮影の苦労エピソードも紹介した。

「温泉に入って美味しいものもたくさん食べられて楽しかったんですが、つい食べ過ぎてしまって。お昼ごはんの後の撮影はお腹に力入れて撮影していました。鯉料理とか普段食べられないものも多くて、はしゃぎすぎました」

　自身初の写真集の出来栄えは“99点”と自己採点する。

「ファンの方はもちろん、少し大人っぽいグラビアが好きな方や、和室とかにテンション上がる方に見ていただきたいです。100点をつけたいぐらい、やりたいことをたくさん詰め込めたんですが、自分の伸びしろと、お土産点で1点マイナスしたいと思います。草津温泉に初めて行ったんですが、NMBのメンバーにお土産を買えなくて。普通のクッキーを渡しちゃって、少し申し訳なかったので……（笑）」