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“坊主”姿で驚かせた菅田将暉が数カ月でも「俳優業休業」を決めた理由

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菅田将暉

 現在放送中の『鎌倉殿の13人』では、5月22日放送の第20回まで演じた源義経役が大きな話題を呼んだ俳優の菅田将暉。6月19日に開催された格闘技イベント『THE MATCH 2022』では丸刈りにサングラス、マスク姿の菅田が中継映像に登場し、世間を驚かせた。

「横浜流星、King Gnuの井口理と並んで試合を生観戦しており、豪華なスリーショットと話題に。しかしそれ以上に注目を集めたのが菅田の現在の姿で、『誰だかわからなかった』『試合より坊主姿のほうが気になる』といった声も上がりました。5月14日に行われた限定オンライントークイベントなどでひと足早く披露され、坊主になっていたことはファンの間では知られていましたが、今回の『THE MATCH』で多くの人の目に留まった形です」(芸能記者)

 一部報道によれば、来年秋公開予定の映画に軍人役で出演しており、この撮影のためのヘアスタイルなのだという。5月中旬から撮影が始まっているというが、菅田といえば今年2月に放送された『まつもtoなかい~マッチングな夜~』(フジテレビ系)で俳優業を休業中であると話していた。

 今年4月には、昨年11月に結婚した女優の小松菜奈と北海道・函館で、親族のみが列席する極秘挙式を挙げていたと一部で報じられている。

 とはいえ、菅田は完全休業というわけではなく、歌手デビュー5周年記念日の6月7日には新曲「惑う糸」を配信リリース。加えて、10月から12月にかけて6都市12公演の全国ツアーを開催することなども発表された。

「2019年に初のツアーを行ったところ、定員1.1万人に対して20万人以上の応募が殺到。今回も会場はZeppなど収容人数1500~3000人のライブハウスで、入手困難なゴールドチケットとなるのは間違いない。歌手としてはすでに『紅白』に出場し、『さよならエレジー』『まちがいさがし』などのヒット曲がある。これまでアーティスト業は、映画やドラマの撮影の合間を縫っての活動が中心となったため、なかなかファンの前で歌うことができなかったが、コロナ禍の2度のオンラインライブを経て、満を持して久々の全国ツアーということで本人のモチベーションも相当上がっているだろう。もっと大きな会場でもできるはずだが、ライブハウスを選んだのは本人のこだわりでは。12月までのツアーということで、『鎌倉殿』への貢献度合いも考えると、事務所やレコード会社サイドは今年の『紅白』出場も見据えていると見られる」(音楽業界関係者)

 菅田の所属事務所といえば、松坂桃李、中村倫也、杏、佐々木希ら売れっ子も多く、菅田の休業を認めても余裕があるぐらいだ。長期休業となるかと思いきや、すでに撮影現場に戻っていることがわかり、一部では「もっと休ませてあげてほしい」と事務所に対する批判の声も上がっているようだが……。

「今年1月期に放送された主演ドラマ『ミステリと云うなかれ』(フジテレビ系)は2021年の1月~2月にほぼ撮り終え、『鎌倉殿』の撮影も昨年中に終了。今年9月に公開予定の主演映画『百花』も昨夏に撮影したようなので、4カ月ほどは役者の仕事からは離れられたのでは。それに、早くも俳優業再開とは言っても、スケジュールが詰めに詰め込まれていたそれまでとは違い、しばらくはのんびりやっていくと見られます。徐々にギアを上げていく形でしょう」(ドラマ・映画ライター)

 菅田は『まつもtoなかい』で休業について、「止まらないとちょっとヤバそうだな」「多分もう、全部が嫌になりそうな感じがしました」と心境を明かしていたが、思い切って休むことにしたのには、他にも理由もあったようだ。

「何度振られてもアタックし続け、結婚した小松のことが好きで好きで仕方ないので、なるべく小松と長くいる時間が作れるように拘束時間が長い映像作品の撮影を極力避けるスケジュールを組んでもらったようです。小松も主演映画『余命10年』が今年公開の邦画実写映画でナンバーワンとなる累計28億円超えを達成し、すっかり売れっ子女優ですが、夫の思いに応えるように仕事を抑えています」(前出・芸能記者)

 夫婦水入らずの“充電”で、翌年は菅田と小松がさらに飛躍を遂げる年となりそうだ。

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大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/06/21 12:00
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