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プロデューサー/川原崎晋裕
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※=外部スタッフ
よりによってアノ曲! 紫綬褒章の久石譲作品紹介でフジテレビが大間違い
宮崎駿監督アニメ作品などで音楽を担当していることで知られる作曲家の久石譲氏が紫綬褒章を受章した。17日に放送されたフジテレビのバラエティー番組『どーも・キニナル!』では、16日に行われた同章の伝達式の模様を伝え、久石氏のインタビューも紹介したが、その際に画面バックで久石氏の作品ではない楽曲が使われていたことが問題となっている。
久石氏はインタビューのなかで、これまでで最も思い出に残る作品をレポーターからたずねられると、「『風の谷のナウシカ』ですね」と答えた。ところが、その様子を伝える画面のバックに流れていたのは、安田成美が歌う「風の谷のナウシカ」。この曲、実は作詞は松本隆氏、作曲は細野晴臣氏であって、久石作品ではない。
そもそも、この曲は、関係者が映画の主題歌にしようと作ったものの、歌と映画の内容が乖離していることなどから、宮崎監督らが作中での使用に反対。結局、プロモーション用のイメージソングとしてしか使われなかったという、いわくつきの楽曲なのだ。
久石氏が作曲した『ナウシカ』作中の曲は、雄大な作品のイメージを見事に表現したいくつかの交響曲や、当時4歳だった久石氏の娘、麻衣さんが歌う「ラン ラン ララ ランランラン」といったフレーズが耳に残る「遠い日々」という楽曲だ。
それらが宮崎監督に評価されて一躍脚光を浴びた久石氏は、以降、『となりのトトロ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』など宮崎作品に次々と楽曲を提供、宮崎アニメには欠かせない存在となり、今の地位を築いた。それだけに、ナウシカの楽曲は、思い出深い作品なのだ。
一方、安田成美が歌った曲は、映画製作時に周囲の関係者がビジネスのために作り出した作品で、映画そのものから見た場合には、いわば"鬼っ子"のような存在。よりによって、そんな曲が、最も思い出深い作品だと紹介されたなら、久石氏もたまったものではないだろう。
久石氏の事務所は、今回の件について「特にコメントはしません」としているが、今後のテレビ局への対応を含め、久石氏本人の感想を求めると「これから検討します」との返答だった。
国民的な人気を誇る映画音楽家のめでたい席を、台無しにしかねなかった今回のミス。ファンの間でも「よりによってあの曲とは」「一番やっちゃいけない間違いだろ」などと怒りの声が上がっている。今後、フジテレビと久石氏側の関係が悪化しなければいいが......。
(文=原田翔)
これ見て出直しだな
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