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「アノ人の歌唱力で大丈夫!?」日テレ特番で露見したゆず・持田香織らの”真の実力”

mochida.jpg「冷たい雨 」エイベックス

 12月15日に放映された『日テレ系音楽の祭典ベストアーティスト2009』(日本テレビ系)における出演者の”迷パフォーマンス”が波紋を広げている。ELTの持田香織が音程を外し気味に歌ったほか、ゆずは歌い出しのタイミングを間違うなど、生放送ならではのハプニングが続出。あらためて歌手の実力をめぐる談義にも発展している。

「現在の音声技術では、リアルタイムで多少の音程やピッチを調整することもできます。そうしたこともあり、テレビ放送での”口パク”は減っているのですが、今回はそれが裏目に出たケースでしょう。昔の松田聖子さんのようにサビ部分でテープを併用していれば、こうした事態は防げるのですけどね」(マネジメント関係者)

 実際、人気歌手が必ずしも歌唱力に優れているわけではない、というのは古くから言われてきた。特にシンガーソングライター系の歌手にはそうしたケースが多く、代表例はユーミンこと松任谷由実とされる。

「ユーミンの作詞・作曲能力は誰も疑いませんし、個性的な歌唱法にも人気がありますが、コンサートで多くの問題を抱えていることは有名です。特に加齢とともに声量が落ちており、PAには細心の配慮が求められていると言います」(前出・関係者)

 デジタル化が進んだ現在のレコーディング現場では、魅力的な”声質”さえあれば、録音後の調整によって歌唱力のマズさはほぼカバーできる。しかし一方で、CDの売り上げが落ちるなか、音楽ビジネスにおけるコンサート興行の比重は高まっている。歌唱力に不安を抱える歌手にとっては試練の時代と言えそうだ。

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