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K-POPブーム凋落の中……今度は韓国の「カリスマヘビーメタル」をゴリ押し!?

315KBrAwnDL.jpg『キム・ギョンホ 8集-Unlimited』(Sony Music)

 日本でのK-POPブームの凋落が叫ばれる中、今度は韓国の大物ロック歌手が日本に上陸する。

 “韓国ロックのカリスマ”と呼ばれるキム・ギョンホが28日、東京・新大久保のK-Stage-O!でコンサートを開催するというのだ。だが、韓国でのカリスマも、日本ではまったくの無名。そもそも、キム・ギョンホとは何者なのか?


「韓国ではロックはマイナーな存在ですが、キム・ギョンホは別格。ジャンル的にはヘビーメタルで、90年代後半には韓国で一世を風靡しました。日本のへビメタバンドとコラボしたこともあります、ただ、近年の韓国音楽界はK-POPに代表されるダンスミュージックが主流で、長らく低迷期を過ごしていました」(K-POPに詳しい音楽ライター)

 そんな“落ち目”ともいえるロッカーがなぜ、K-POPブームが失速しているこのタイミングで日本進出を図ろうというのか?

「実は最近、キム・ギョンホはバラエティ番組の出演などで再ブレイクを果たし、“第二の黄金時代”を迎えているんです。今回の彼のライブは、日本の韓流コンテンツ企業が新しいジャンルのK-POPコンテンツを紹介しようと企画されたもの。K-POPのダンスミュージックが日本で飽きられつつある今、再ブレイクしたキム・ギョンホのロックでブームにテコ入れをしようということでしょうね。ただ、KARAや少女時代は、日本のアイドルにはないスキルの高いダンスや歌唱に新しさがありましたが、キム・ギョンホの音楽には日本のリスナーが新鮮に感じるような目新しさはありません。そもそも、ヘビメタというジャンルは韓国よりも日本のほうが進んでいますからね。それにヘビメタというジャンルそのものが、日本ではマイナーな存在。日本で受けるとは思えません。まあ、例によって“ゴリ押し”ですよね(苦笑)」(同)

 ベテランロッカーの再ブレイクの余勢を駆ってのK-POPブーム再燃狙い、ということなのだろうが、こんなお粗末なゴリ押しではブームの再燃どころか、逆にブームの凋落を印象づけるだけだといえるだろう。

最終更新:2013/07/12 12:00
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