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テレ朝は1時間超え! フジ1時間弱、TBSは触れず……みのもんた謝罪会見を各局はどう伝えた!?

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 『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系)などの報道番組を降板したみのもんた(69)が26日、都内ホテルで会見を行い、心境を語った。

 この模様について週明け28日、各局帯番組が一斉に報道。それぞれの番組の取り上げ方や、コメンテーターの見解を見ていきたい。

■日本テレビ系『スッキリ!!』(報道時間:約23分)

 逮捕された次男・御法川雄斗容疑者が勤務し、今月に諭旨解雇処分を下した渦中の日テレだが、番組冒頭から計20分以上にわたり報道。

 出演者のテリー伊藤は、「僕は今でも、30歳すぎた息子は別人格だと考えてます」ときっぱり。「毎日、みのさんがテレビに出てるのに、何も感じ取れなかった息子はバカだなあ」と息子の問題を指摘し、「みのさんは、(番組で)ずっと弱者の味方をしていた。高齢者の年金の問題も、福祉問題も、毎月11日は震災のことや、福島の汚染問題もずっとやっていた」とみのを擁護した。

 一方、ジャーナリストの勝谷誠彦氏は、「こんなにさあ、番組の冒頭から延々と取り上げるほどの話じゃ、そもそもない」「番組を降りたということが大事だというのは、この番組の勘違い」「日本人の多くは、別にどうでもいいんじゃないかと思ってる」と不機嫌ながらも、会見について「すごく巧妙に本質からズレてる」「この会見は浪花節。もっとみのさんの話を聞きたい。これで終わりにしてはいけない」と語った。

■TBS系『ひるおび!』(報道時間:0分)

 『朝ズバッ!』放送局のためか、みのの報道はなし。阪急阪神ホテルズのメニュー虚偽表示問題を約1時間かけて細かく報じ、多くの視聴者から「もう飽きた」「引っ張りすぎ」の声が噴出していた。

■フジテレビ系『めざましテレビ』(報道時間:約3分)

 みののニュースは短めで、出演者のコメントもなし。会見映像のほか、「街の声」として一般人の意見を伝えていた。

■フジテレビ系『とくダネ!』(報道時間:約28分)

 「笑・悔・涙・怒から見えた本音」という見出しで、70分間の会見中にコロコロと変わるみのの表情について取り上げた。みのが息子へ送った「バカヤローッ!!」の絶叫部分を、編集で5回つなげ、強調する演出などが見られた。

 小倉智昭は、同じ司会者の立場から「報道番組は辞めるけど、バラエティはお続けになる。そういうふうに切り替えるのは、僕だったらできない」と考え方の相違点を挙げ、「(会見中に)いろいろな表情が出てきたことに、違和感を覚えた。意識的に喜怒哀楽を出すのが上手な方ですので、それが会見でも出てしまったのかも」と印象を話した。

 また、新潮社の中瀬ゆかり氏は、「平凡なサラリーマンのせがれなら、バカヤローで済んだ」というみのの発言に対し、「普通サラリーマンの息子でもバカヤローでは済まない」と異論を呈し、「みのさん自身、あまり親の責任とは思ってないんだけれども、世間の風潮で追い込まれた、ということを言っているようにも聞こえた」と、本意を指摘した。

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