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『オトナ女子』“隠し玉”も不発! 斎藤工の大失速と、ケイダッシュのゴリ押しぶり

takumi1022斎藤工オフィシャルサイトより

 篠原涼子の2年半ぶりとなる主演ドラマ『オトナ女子』(フジテレビ系)が15日に放送されたが、視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で1ケタスタートとなった。

 篠原のほか、吉瀬美智子、鈴木砂羽演じる、男に振り回される3人の女性が夢をかなえるため奮闘する物語で、篠原は“あげまん”ながら自身は幸せになれない40歳独身OLの主人公。主要キャストは3人に加え、谷原章介と江口洋介が演じているが、初回のゲストキャストとして、昨年大ブレークした“セクシー俳優”の斎藤工が出演した。

「斎藤が演じたのは、篠原の自宅で囲われている売れないミュージシャン。篠原は仕事が忙しいにもかかわらず、帰宅して夕食を作るなど献身的にサポート。ようやくメジャーデビューが決まったと思いきや、あろうことか篠原の自宅に女を連れ込み、篠原が帰宅するとまさにその最中。結局、破局するという典型的なダメ男を演じた。もちろん、いまや斎藤の代名詞となった裸のシーンもあった。篠原が斎藤とのラブシーンにノリノリだったというが、“隠し玉”的な役割にはならず、視聴率に結びつかなかった」(テレビ誌記者)


 斎藤といえば、役者歴は長く、その演技力は高く評価されていたものの、それほど注目されず。しかし、昨年放送された同局のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で上戸彩演じるヒロインの不倫相手を演じて、一気にブレークした。

「大手芸能プロ・ケイダッシュの幹部が斎藤に目をかけて、業務提携。仕事のブッキング力がアップしたため、とにかくオファーを受けまくり、一時期は露出過多の状態だった」(広告代理店関係者)

 今年4月クールでは『医師たちの恋愛事情』(同)で主演を務めたものの、平均視聴率は8.5%と振るわなかった。

「すでに、勢いは昨年の後半に失速していた。11月からNHKで放送された主演ドラマ『ダークスーツ』の平均視聴率は4.8%。最終回は2.8%で、全6話の中で最低だった。にもかかわらず、ケイダッシュの“ゴリ押し”でねじ込まれた結果、フジは見事にババを引かされた。斎藤自身『低空飛行でも飛び続けるのが大事』と自覚しているほど、謙虚。そろそろ、本来の立ち位置である脇役に専念させてあげたほうがよさそうだ」(映画関係者)

 大ブレークに浮かれていたのは、斎藤の周囲だけだったようだ。

最終更新:2015/10/23 10:54
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