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ショーンK経歴詐称で調査会社ウハウハ! テレビ局に営業攻勢も「ヘタにいじりたくない……」

「実は事前に問題の発覚を察知しながらも、ショーンKさん自身が降板を申し入れるのを待ったんですよ。というのも、経歴詐称はあくまで所属事務所の問題で、局側は被害を受けたという形をキープする必要があるんです。そうすれば、事務所に損害を請求できますからね。起用が決まってから調査してダメだったなんて話になると、局側が責任を問われるだけになってしまいます。それと、番組改編直前の今から新たに問題が発覚したら大変なので、ヘタにいじりたくないという本音もありますよ」(同)

 ただ、調査会社にとって、ショーンK問題は渡りに船の話。別のタレントの詐称事実を発見して、そのデータを土産に、ある局に営業をかけたという業者もいるというから、局の知らんぷりがそのまま通用するかはわからない。

「マスコミもこういうとき『●●も経歴詐称!』って続報をやりたがるから、記者連中が調査業者を使うこともあるかもしれません。でも本音を言えば、経歴の怪しい人がいたら、事前に把握しておきたいというのもある。我々番組スタッフに、調査能力なんてないんですから」(同)

 これだけ騒がせた張本人、ショーンK氏のプロフィールを所属事務所がどこまで精査していたのか、所属のサンディに聞いてみたが、期日までに回答はなかった。

 そもそも、報道番組キャスターに、門外漢の「経営コンサルタント」を起用するテレビ局も、どうかと思うが……。

最終更新:2016/03/25 08:00
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