日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 乙武洋匡氏は「もう使えない」

元妻に訴えられた“モラハラ離婚”乙武洋匡氏を、テレビ関係者は「もう使えない!」

「人を支配することで満足感を得る加害者は、おおよそ自己愛が異常に強いタイプが多いとされています。何かと責任を他人に押し付け、強い者には弱いのに弱い者には強い。一方で自分への被害に関しては、かなり大げさに捉える傾向がある」(同)

 これに乙武氏が当てはまるかどうかはさておき、伝えられているモラハラはすさまじい。仁美さんが宴会を繰り返す乙武氏に「友人を呼ぶのを控えて」と言うと、「それなら、おまえの両親も呼ぶな」と言い返し、子どもを幼稚園の送迎バスに乗せるために出ると、「数分も俺を放り出しやがって! ふざけるなよ! 何様だ、お前は!」などと叫び、あるときは「俺の面倒を見ないと障害者虐待防止法で訴えるぞ!」とまで言っていたという。

「これが事実だとすれば、モラハラの中でも、より深刻な部類とは思います」と野村氏。

 このモラハラ問題自体は裁判所に委ねられることになるが、そもそも、くだんの『ワイドナショー』での発言は、テレビ関係者の間でも物議を醸していた。不倫騒動を起こしたベッキーの起用で注目を集めていた同番組は、さらに欲を出してMCの東野幸治が「待ってますよ、乙武さん!」とラブコール、松本人志も「あれは回転椅子に乗せてグルグルしたい」と出演を後押し。これには当時、局内からも「ひとつ間違うと、不倫騒動などをオモチャにしていると誤解される。情報番組をバラエティ的に扱うべきではない」と慎重論が出ていたのだ。

 さらに同番組への出演後、「妻が不倫を黙認していたのに、世間が騒いだため、子どものために離婚するしかなかった」とも受け取られかねない乙武氏の話については、女優の遠野なぎこが他局の番組で「子どもを守りたいという人が不倫なんかしますか? 言い訳に子どもを出すのは、すごく卑怯。ものすごい嫌悪感を感じます」、タレントのLiLiCoも「面白いと思ったことないし、会話が合わない。今まで同じ意見がない」と乙武氏自身についてまでボロクソに言う始末だった。

 今回の提訴で、これまたテレビに関わる人々が乙武氏への不快感を強める流れが生まれてしまいそうだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/08/18 12:00
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