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体調不良なのにアリゾナでゴルフ!? 歌舞伎・中村勘三郎の病状に異議あり

kanzaburo.jpg『襲名十八代―これは勘三郎からの
恋文である』
(小学館)

 体調不良で入院していた人気歌舞伎役者の中村勘三郎の病名が、100万人に5~6人の割合で発症する「特発性両側性音難聴」であることが明らかになった。この病気は厚生労働省指定の特定疾患で、難聴が両耳で進行し、時には発作や耳鳴りを伴うこともある。一般的に治療しても難聴が徐々に進行すると考えられている。現在、勘三郎は都内の病院に入院しているが、関係者によると「病状は安定していて、早ければ今月中旬にも退院予定」という。

 ”窓口”である松竹の関係者も「たいした病気でないよ」と重病説を否定。一部で浮上している”引退説”にクギを刺した。

 だが、別の関係者は「特発性両側性音難聴より、それを発症したことによる精神的ショックの方が深刻だ」と声をひそめる。


 勘三郎サイドは「病室ではドラクエにハマるなど、いたって元気」と強調するが、一方で「人恋しいようで、病気を理由に降板した舞台の出演者に毎日のように電話している」という。

 勘三郎は昨年11月の舞台中から耳鳴りの症状が出ていたが、昨年末には米国・アリゾナでゴルフを楽しんだという。これについても、医療関係者は次のように指摘する。

「はっきり言って、症状の重い人が気圧の変動が大きい飛行機に乗ることは不可能ですよ。おそらく肉体的に耐えられない。逆を言えば、長時間のフライトに耐えられたのだから、勘三郎さんの症状はそこまでひどくないのでは?」

 勘三郎が早々と5月まで休養することを発表したのは、やはりメンタル面の問題が大きく関わっているようだ。

襲名十八代―これは勘三郎からの恋文である

ヘタレ説浮上。

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最終更新:2011/02/15 08:00
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