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“レイプ疑惑”も営業の材料に──悲運の死を遂げた桜塚やっくんの貪欲な素顔とは

51C95TKD88L.jpg『ゲキマジムカツク』(ユニバーサルJ)

 「スケバン恐子」で知られる桜塚やっくんが5日午後4時50分ごろ、山口県美袮市東厚保町の中国自動車道下り線で、ワゴン車を運転中に中央分離帯に衝突する単独事故を起こし、車から降りた際、後続車にはねられ死亡した。享年37。死因は心臓破裂だった。


 やっくんは『エンタの神様』(日本テレビ系)などに出演し、竹刀を持つセーラー服姿の女装キャラでブレーク。その後は歌手、俳優としても活躍。しかし、2010年10月に大手プロを離れてから、不遇の時代を過ごした。

 11年3月には、ホテルで女子大生に乱暴した準強姦容疑で書類送検されていたことが明らかに。桜塚は「清廉潔白」を主張していたが、イメージはガタ落ちで仕事は激減。畳み掛けるように、今年2月には資産家夫婦殺害事件の際に桜塚の名前が浮上。夫婦の愛犬の誕生日パーティーにゲスト出演していたことが明らかになった。

 そんなやっくんの“素顔”について、芸能関係者は「とにかく話がうまいし、頭の回転も早い。半面『あの人は今』みたいな扱いをされるのを嫌がっていて、常にいろいろなことに挑戦していた」と話す。

 そうは言っても、スキャンダルが相次いではテレビ局はおろか、新聞や雑誌などの活字媒体もあまりいい顔はしない。

「そういう時は、彼が自ら新聞社に『こんなネタありますけど、どうですか?』と営業電話を掛けてくるんです。それも、企画書まで作って。仕事に対しては、ほかに類を見ないほど貪欲でしたね」

 そう明かすのは、某スポーツ紙記者だ。レイプ疑惑が発覚し、その影響を拭いきれないでいた時には、やっくんから「スケバン恐子のキャラで編集部にお邪魔していいでしょうか?」と電話があったという。聞けば「“レイプ疑惑の真相を語るだけではつまらないし、記事にならないでしょうから”と。“だったら、木刀を持って『アンタらのせいで仕事がなくなった!』と編集部に乱入したあと、別室で取材に応じるのはどうですか?”と。マスコミの特性を熟知していましたね」(同)。

 早すぎる死に、マスコミ関係者も驚きの色を隠せない。

最終更新:2013/10/10 08:00
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