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AKBグループはドラフト会議後どうなる? 新メンバー争奪戦で見えてきた各チームの課題

 AKB48チームKの大島優子は、若いメンバーを獲得しチームにバラエティある人材を揃えようとし、SKE48チームKⅡの佐藤実絵子は同期の仲間の重要性を説くなど、各チームがそれぞれに議論することで、思い描くチーム像が明確になったように思われる。歌やダンスの技術よりも“根性”という、ファンが最も感情移入しやすいステータスを優先したのは、HKT48支配人の指原莉乃。正規メンバーが15人のHKT48に、地元出身のメンバーをひとり獲得し、“スタベン”問題を抱えることもなくドラフトを展開したあたりは、さすがといえよう。

 ドラフト会議前日には、AKB48グループ総支配人の戸賀崎智信氏より、来年1月から各劇場公演の倍率などによる、チーム間のペナントレースが開催されることが発表された。劇場公演にゲーム性を導入することで、48グループの原点である劇場を活性化させようという試みだ。ネタ元の野球のように、本当の意味で国民的に愛されるエンタテインメントを目指し、48グループの挑戦は続く。

■エドボル
放送作家。『妄想科学デパートAKIBANOISE』(TOKYO FM水曜25:00-)『安田大サーカスクロちゃんのIdol St@tion』(目黒FM隔週木20:00-)、『Tokyo Idol Festival2013』(フジテレビNEXT)など、テレビ・ラジオなどの構成を担当。サイゾー、SPA!などでもアイドル関連のインタビューを中心に執筆中。

最終更新:2013/11/12 09:00
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