嵐、KAT-TUN、キスマイ……ジャニーズ「激動の2013年」を検証する
リアルサウンド
■7月、恋愛バーチャルドラマ『JMK 中島健人ラブホリ王子様』がスタート
Sexy Zoneの中島健人は、Jr.時代からファンの中では少女マンガの中から出てきたかのように、キザな会話をサラッと披露することで有名だった。そこから「ラブホリ先輩」と呼ばれるようになったが、ついにテレビ番組になることに。見ているこちらが恥ずかしくなるほど甘いセリフのオンパレードで、中島健人のキャラクターが一気に浸透したはずだ。
■8月、嵐、『24時間テレビ』発の2年連続メインパーソナリティーに
夏の風物詩とも言える、『24時間テレビ』で嵐が2年連続でメインパーソナリティーを務めた。これは、1978年に番組が始まって以来、初のこと。視聴率も歴代最高に迫るいきおいで、番組を盛り上げた。なかでも櫻井翔が『旅立ちの日に…』のピアノ伴奏に挑戦。すばらしい演奏だったが、「完璧に弾けなかった」と悔し泣きをする姿と、たくさんの書き込みがされた楽譜が舞台裏の映像としてオンエアされた。スマートな印象を持つ櫻井の陰ながらの努力を垣間見ることができた。
■9月、V6の三宅健が『アウト×デラックス』で親しみやすさ全開
アウトな人たちをゲストに迎えるトークバラエティ番組に三宅健が再登場し、大きな話題を呼んだ。7月の初登場では「メンバーのひざの上に今でも乗ってしまう」や「怒られるとつい笑ってしまう」など、子供っぽいキャラを微笑ましいエピソードで語っていたが、今回は自主的にコントをしたり、下ネタを連発したりと大暴れ。「下手な芸人さんより面白い」と視聴者からは、新しい三宅健を見たという反応が多く寄せられていた。
■10月、田中聖が事務所契約解除&KAT-TUNを脱退
ジョーカーという異名を持つ田中聖が、これまでの問題行動を理由にジャニーズ事務所を去ることに。だが、田中聖はすぐにツイッターを通じて自らの言葉でファンに思いを伝えた。気がつけば、フォロー人数は現在21万人を突破。リプ祭りと称して、ファンに直接メッセージを返信するなど、今でも注目を集め続けている。来春には、品川ヒロシ監督・藤原竜也主演の映画にも出演が決まっており、これからも多くのファンを魅了してくれることだろう。
■11月、キスマイの4人を『舞祭組』として、中居正広プロデュース
バラエティ番組『キスマイBUSAIKU!?』でゲスト出演した中居の一言から始まったプロデュース企画。目立たな4人をスポットライトを当てる目的だったが、今や、キスマイのコンサートで最も盛り上がる曲と言っても過言ではないほど、ファンの心を掴んだ。後輩育成という新しいジャンルを開拓した中居。2014年には、第二弾もしくは全く新しいユニットの誕生に期待してしまう。
■12月、A.B.C-ZがついにCDデビューを発表
圧倒的な身体能力でパフォーマンスが売りのA.B.C-Zは、2012年にジャニーズ初のDVDデビューという形をとった。だが、同時に「通学・通勤中に聞きたいのに…」、「やっぱりCDデビューしてほしい」というファンの声も多く上がっていた。そして、舞台『JOHNNYS’ 2020 WORLD』でついに来春CDデビューすることがメンバーの河合郁人の口から告げられた。しかし、重大発表の割にはマスコミの呼び込みもなく、「あくまでも噂?」という声も漏れ聞こえてくる。正式なリリースが、今から待ち遠しい限りだ。
それぞれグループや個人で新しい取り組みや、潜在能力を発揮させた今年のジャニーズメンバーたち。常に、現状に満足しない彼らが、2014年はどんなことに挑戦してくれるのか、今後も注目したい。
(文=ジャニ子)
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