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3%割れも必至……フジ『バイキング』低迷で思い出す、TBS“昼帯地獄”『QQQのQ』の悪夢

vaiking.jpg笑いと情報をとりホーダイ!バイキング – フジテレビ

 フジテレビ系の昼帯で、『笑っていいとも!』の後を継いだ『バイキング』が苦戦している。1日に視聴率6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)スタートした同番組は、初週こそ5%台をキープしたものの、2週目からは急降下。9日には番組最低となる3.1%を記録し、翌10日も3.5%と低迷したままだ。

「偉大な『いいとも』の後ですから、局側もそれなりの苦戦は覚悟していたはずですが、ここまで急激な視聴者離れは想定外だったかもしれませんね。結局、初回に日テレ『ヒルナンデス!』、TBS『ひるおび!』から“試し見”で流れてきた視聴者が残らず、戻ってしまった状況」(テレビウォッチャー)

 一方で、トップを走る『ひるおび!』だが、TBSにはこの昼帯に苦い経験があるのだという。

「90年代中盤から2000年にかけて、TBSは『いいとも』の裏で地獄を味わっているんです。97年に『山田邦子のしあわせにしてよ』が終了してから00年に『ベストタイム』が始まるまでの3年間に6番組を投入し、そのすべてが数カ月で打ち切りになっている。特に、98年4月に『宮本和知の熱血!昼休み』が1.4%という、昼帯枠での歴代最低視聴率を記録して半年で打ち切られると、後継の『おサイフいっぱいクイズ! QQQのQ』がそれを下回る0.9%を記録し、たった3カ月で打ち切り。さらに、その後を受けた『マダムんむん』が事実上“0%”となる『視聴率測定不能』に陥るまでの流れは、今でも語り草になっていますよ」(同)

 まさに盛者必衰、長年『いいとも』とタモリに頼り切ってきたフジテレビの実力が試されることになりそうだ。

最終更新:2014/04/14 18:34
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