少女300人以上を強姦・殺害した「アンデスの怪物」 今もどこかで生きている!?
■刑務所での荒んだ日々が人格を形成
1969年、21歳のとき車を盗み、逮捕されたペドロは、刑務所に送り込まれたのだが、すぐにほかの囚人に強姦されまくるという悲惨な目にあう。泣き寝入りしていた少年とは違い、成人していたペドロは、制裁を加えようとナイフで強姦した男2人を殺した。
複雑なゴタゴタを嫌う刑務所はこの事件を「自己防衛」と処理しペドロに刑は加算されず、1971年、23歳で釈放された。これ以上、被害者にはならないと心に誓ったペドロは加害者になる決心をし、獲物を探す旅に出た。
そして簡単に誘いだすことができる、貧しく学もない無垢な少女たちに目をつけ、自分と同じ目にあわせることにした。セールスマンのふりをして彼女たちに近づき、「道に迷っちゃって。一番近いバス停まで連れて行ってくれないかな」と話しかけた。優しそうな笑顔と子どもの感心をひきつける話術でペドロは少女たちを人気のない犯行現場まで連れて行った。
犯行現場に着くまでは身体に触れることはしなかった。誰にも叫び声が聞こえないような場所に着くと、ペドロは豹変し、繰り返し少女を強姦した。夜になると一緒に寝て、朝に再び強姦するということもした。そして、殺したのは口封じではなく、この世から解放する手伝いをしただけと証言。「バレるから殺したんじゃない。こんな汚い荒んだ世の中に生きるより、死んで天国に行った方が幸せだから、殺してあげたんだ」と、ドヤ顔で語った。
■動かぬ警察、バレぬペドロ
コロンビア、エクアアドル、ペルーを行き来しながら次々少女たちを強姦殺害していったペドロだが、少女たちが行方不明になり、その一部が遺体となって発見されても、警察は動かなかった。1979年4月、エクアドル入りしたペドロは、殺す前に殴る蹴るの暴行を加えるまでにエスカレートしていった。
警察はたくさんの少女が行方不明になっても、貧しい家庭の子のだからか、動いてはくれなかった。貧しい少女たちを誘拐し、白人に奴隷として売り飛ばすグループがいたこともあり、家出かその手のグループにさらわれたのだろうと考えていたからだ。
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