日刊サイゾー トップ > その他  > 田中ともえが安保法制で夫婦喧嘩

爆笑問題・田中と山口もえ夫妻が「安保法制」めぐり大げんか!『そこまで言って委員会』に洗脳されたもえに田中は…

 事実、田中は昨年11月に放送された生特番『日本のダイモンダイ』(フジテレビ)でも、「安全保障関連法が成立して、まもなく2カ月/A・この国際情勢では、成立して良かった。B・廃止すべき。」という質問で、松坂桃李や指原莉乃らとともに「廃止すべき」と回答している。

 一方、山口といえば、“地上波のチャンネル桜”とも呼ばれる関西のネトウヨ番組『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)の準レギュラー。とくに番組の重鎮だった故・三宅久之は山口が大のお気に入りで、現在もケント・ギルバートや竹田恒泰、金美齢といった極右パネリストに囲まれている。

 しかも、山口はたんなる番組の癒しキャラ、マスコットではない。たとえば、昨年5月10日の放送では、「その先に徴兵制復活があるなら憲法9条の改正に賛成か反対か」というテーマで、山口は「反対」としたが、その理由は「誤解を招くことはすべきでない」。何が誤解なのか?と首をかしげてしまうが、司会の辛坊治郎が「徴兵制込みの9条改正の発議っちゅうのは、ひとつ、方法としてはおもしろいかもしれない」などととんでもないことを言い出すと、山口は「えー。でもそれしたら絶対通らないと思いますよ」と口を挟み、こう切り出したのだ。

「わたしの周りでも、そんなに政治に詳しくない人たちは、安倍さんは戦争したがってるって言うんですよ。ね? わたしはそんなこと思ってないのに、やっぱり憲法9条改正で、そこに徴兵制なんか盛り込んじゃったら、みんな誤解したままだと思うんですよね」

 つまり山口は、「安倍さんは9条を変えても戦争しない」と信じているようなのだ。天然ボケならまだしも、これでは“平和ボケ”ではないか。

 また、2013年10月6日放送では、共産党の小池晃議員などが日米安保や米軍基地に頼らずに外交力で平和を構築すべきと意見した際、「ほんとに皆さんがおっしゃることは理想だと思うんです。でも、現実は厳しいと思います」と批判。さらに、同年6月30日に安倍首相が同番組に出演した際には、山口は「問題いっぱいですけど、総理がんばってくださいね」とエールを送り、安倍首相も笑顔を浮かべて山口に会釈を返すという場面も。

 たしかに、毎回、国防の危機を煽りに煽り、反中嫌韓発言を垂れ流すパネラーに囲まれ番組に長年出演しつづけていたら、こうした態度、考えの持ち主になってしまうのは必然なのかもしれない。いわば山口は“保守女子”として培養されてきたわけだ。

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