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【おたぽる】

アニメ『鬼平』の世界にもっと浸りたい! 生誕50周年記念の「鬼平展」緊急レポ!!(28日まで開催中)

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 それが特によく表れていたのが、この「行灯型キャラクター紹介」コーナー。レギュラーキャラ、各話のメインゲストキャラ、あわせて24人の設定画と場面カットを展示しているのですが、そこで一手間かけて作中によく出てきていた行灯のように加工しているわけです。ちなみに、このコーナーの壁面では作中から抜き出したセリフが描かれています。

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1705_oni_14.jpg上:ご飯、太刀魚の塩焼き、香の物、辛子蓮根、白瓜の冷汁。下:軍鶏鍋。中身は軍鶏のムネ、モモ、ハツ、キンカン、レバー、スナギモほか、ササガキゴボウなど

 美術設定画や、この展示会にあわせて描かれた描き下ろしイラスト3点の線画なども展示されていますが、注目は「飯テロ」との呼び声も高い『鬼平』へ登場した飯たちの原画の展示でしょう。使われている野菜などについても、細かく指示が入っているのが分かります。実にうまそう。

1705_oni_15.jpg台本は実際に使用されたもの。時折書き込みもありました

 展示場のラストには、わざわざガチで作ったという囲炉裏が設置、あわせてアニメ全13話の絵コンテ、台本が置かれており、自由に読むことができます。

 展示場はさほど広大、というわけでもありません。なぜ手間暇かけて囲炉裏を用意したのか、「鬼平展実行委員会」の方に訊ねてみたところ、

「それはやっぱり、ゆっくり時間をかけて展示を見ていただきたいと思ったからです。実際、アニメ『鬼平』が好きで来場してくれたというアニメファンは、かなりじっくり展示を見てくれていますね。

 一方で、アニメ化をされていたことを知らず、たまたま通りがかったという池波先生ファン、時代劇ファンという方も多いですが、やはり中高年ぐらいの方が目立ちますから、こういったくつろげるスペースを作って良かったなと思います」とのこと。

「鬼平展」は5月28日まで開催中。落ち着いた雰囲気になっていますから、アニメ『鬼平』のファン、あるいは池波先生のファンだという人は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■鬼平犯科帳 誕生50周年「鬼平展」

会期:開催中~ 5月28日(日)
開館時間: 10:00~21:00(最終入場 20:30)最終日のみ20:00まで(最終入場 19:30)
会場 : 東京ソラマチ 5Fスペース634
主催 :「鬼平展」実行委員会
特別協力 : オフィス池波 / 池波正太郎記念文庫
協力 :「TV シリーズ鬼平」製作委員会 / 東京ソラマチ
JTB コミュニケーションデザイン / ライブ・ビューイング・ジャパン
お問い合わせ :「鬼平展」実行委員会 0570-065-588 ( 月~金 10:00~17:00)
アクセス:東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」
東武スカイツリーライン、東京メトロ半蔵門線、京成押上線、都営浅草線「押上駅」すぐ

公式サイト http://onihei-exhibition.com/

■TVアニメ『鬼平』
公式サイト http://onihei-anime.com/

最終更新:2017/05/25 07:15
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