日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 毒蝮三太夫が船越に毒舌で“荒療治”

毒蝮三太夫が『ごごナマ』で船越英一郎に夫婦問題をぶっこみまくる! その毒舌は、愛に溢れた荒療治だ

 ジャケットにTシャツという船越のファッションを見て「いつもTシャツなんだねぇ。そんなに貧乏なの?」と私生活の状況を探りにかかるかと思いきや、「顔が良くなってきたよ!」と船越の顔つきを褒める毒蝮。「あっ、そうですか?」とリアクションする船越であったが、顔が良くなってきた理由として毒蝮が持ち出すのは、やはり夫婦問題だ。

毒蝮 顔が良くなってきたよ! 家のこともホッとして。

船越 いやいや、ありがとうございます。

毒蝮 そうだろ? 落ち着いて。人相良くなったよ。京都の尼僧院の阿弥陀様みたいな顔になったよ。

 ここで、たまらず美保純が助けに入る。

美保 人相悪い時もあったんですか?

毒蝮 あったよ~! やっぱり出るよ、顔に!

美保 あっ、溜まってる時? いろいろ。

毒蝮 うん、ストレスが溜まれば。やっぱりね。でも、俺はいつも機嫌のいい人を作りたいなと思ってる。

 このやり取りを傍らで聞く船越の表情は、まさに“苦笑い”という表現がピッタリで、「ハッハッハ」と笑い声を上げながら、毒蝮の言葉を終始受け流しっぱなしだ。

 まだ、終わらない。まだ、いじるのだ。自身の愛妻家エピソードを語っている際、それを聞く船越の表情を見て「目が虚ろだな、お前! 今、泳いでたよ(笑)」と指摘する毒蝮。船越は首を横に振りながら「全然、泳いでません(苦笑)」と否定していたが、それにして毒蝮のツッコミはキツすぎる。

 まだまだいく。船越が日芸の後輩であると思い出すや「しっかりしろ、お前! いいか? 夫婦仲良くだぞ!」と檄を飛ばす毒蝮。しかし、船越と松居一代は離婚調停中。それを知る美保が「もう終わったんじゃないですかね?」と助け舟を出すと、船越も苦笑いで「もう終わりました、そこ」と発言。「新しく(恋が)もしあったらやり直すんだって、人生」と、美保が船越の思いを代弁し、なんとか場を丸く収めた。

 

■毒蝮流、笑いに変える荒療治

 

 一連の騒動によって船越の動向が一時期は注目されたが、彼は通常運転を貫いた。松居一代による動画投稿も、いつしか沈静化。もはや「あれは何だったんだ?」という状態に落ち着いている。

 そして、今では船越が騒動についてネタにされる場面を各番組でチラホラと目撃することは可能だ。状況が好転したことの表れだろう。

 確かに、今回の毒蝮ほど船越への“いじり”をガッツリする人は皆無だった。ただ、これは時が過ぎたことの証な気がしてならない。

 また、船越にとっても「蝮さんにいわれるならしょうがない」という心境だったのではないだろうか? 他のタレントがやれば場の空気がピリ付きそうな気もするが、毒蝮の人徳とキャリアに今回は救われた。

 この日、毒蝮は船越に対して「彼も苦労した」とねぎらいの言葉をかけている。人生は山あり谷ありだが、笑いに変えてしまえればもう大丈夫。「臭いものに蓋をする」の逆を行く、毒蝮流の荒療治である。
(文=寺西ジャジューカ)

最終更新:2018/12/19 15:07
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