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宮沢りえは“女性に勇気を与えている”!? 「45歳の妊活」リアルデータから見る、高齢出産の実情

『湯を沸かすほどの熱い愛』公式ホームページより

 今年3月、V6の森田剛と再婚した女優・宮沢りえ。なんと現在、“本気妊活”に挑んでいることが、女性週刊誌にスクープされた。

「りえには前夫との間にもうけた9歳の長女がいますが、再婚したからには森田との子も欲しいというのは、当然の思いでしょう。年内にドラマや舞台の仕事は入っていないといいますから、しばらくは妊活に専念するようですね」(芸能記者)

 ネット上では、このスクープへの批判が相次いでいる。

「そもそも、妊活は非常にパーソナルな問題ですし、45歳という年齢を考えると、さらにデリケートになってくる。心身にかかるストレスが、結果に影響を与えることがあっては大変。デリカシーがなさすぎるという批判は、その通りでしょう」(同)

 芸能人の高齢出産はたびたび大きなニュースになるが、やはりその扱いはもっと慎重であるべきだろう。医療ジャーナリストが、こう語る。

「幸せな報告に世間はお祝いムードに包まれますが、困るのは、それによって“40代でも産めるんだ”という認識を強烈に広げてしまうこと。産めることは産めますが、45歳での自然妊娠の確率は、わずか1%といわれています。体外受精でも約5%にしか上がらないというのが現実です。芸能人の高齢出産のニュースに、うっかり『うちも不妊治療は40代になってからでいいね』などと夫婦で話し合い、いざ病院に通い始めたときに初めてこの現実を突きつけられるケースは、実は少なくないんです」

 しかも体外受精に進むとなると、安くても1回50〜60万円という費用がかかる。芸能人なら痛くもかゆくもないかもしれないが、一般人にとってはとてつもない金額である。

 さらに、幸運にも妊娠することができたとしても、染色体異常や流産のリスクも跳ね上がる。りえは現在、こうした現実と向き合いながら、懸命に妊活に励んでいるのである。

「昨年11月、東尾理子が41歳で第三子を授かった際、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にコメンテーターとして出演していた、ジャガー横田の夫で医師の木下博勝氏は、『医療も進歩して、高齢出産の時代に入ってきたとも言えますね』という宮根誠司の問いかけに、『本当におめでたいことで、本当におめでとうと言いたいんですけど、早めに妊娠したほうがいいのは間違いない』と発言していました。ジャガーは43歳で木下氏と結婚し、不妊治療をスタートしましたが、2年間結果が出ずに諦めかけたとき、奇跡的に自然妊娠で長男を授かることができた。その後、第二子をもうけようと、09年から再び不妊治療を開始し、3年チャレンジし続けましたが、妊娠には至りませんでした。医師としてももちろんですが、一人の夫としても45歳での妊娠の難しさを誰よりも痛感している木下氏の言葉は重く、実感がこもっていましたね」(同)

 第三子妊娠にあたり、東尾本人も、「流産率は50%以上ある」と明かしていた。

 りえのことは、そっとしておいてあげるのがベストのようだ。

最終更新:2018/07/17 13:40
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