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「夢、破れて……」多忙極める劇作家・三谷幸喜の憂鬱とは?

kokimitani.jpg「キネマ旬報 2008年 6/15号 」
(キネマ旬報社)

 今夏、50歳の誕生日を迎える劇作家の三谷幸喜。これまでも、『古畑任三郎』(フジテレビ系)や『振り返れば奴がいる』(同)などのヒットドラマや、『ラヂオの時間』や『ザ・マジックアワー』などのヒット映画を連発している。

 その三谷が、2011年を「生誕50周年スペシャル企画三谷幸喜大感謝祭」と位置づけ、映画、舞台、テレビ、小説と計7本の新作を発表するというのだから、今年は1年間休みがないと言っていいほど大忙しだ。

 そんな順風満帆で多忙な三谷が、最近ひどく落ち込んでいることがあるという。

「実は、たくさんの仕事を詰めてやってるのも、寂しさを紛らわすためじゃないかって言われてるんです。それが、先日、松竹が発表した小津安二郎監督の『東京物語』のリメイクだったんです」(映画関係者)


 先日、松竹が世界的に知られる小津安二郎監督の名作『東京物語』(昭和28年)を下敷きにした作品『東京家族』を、山田洋次監督で製作すると発表した。

「それ以来、三谷さんは愚痴が多くなりましたね。三谷さんは、テレビの現場や撮影現場、作品のプロモーションのときなど、必ずタキシードを着用しているんです。それは、敬愛する小津監督の真似だそうで、小津さんも現場ではよくスーツを着用していたそうですよ。三谷さんの最終目標は、小津さんの『東京物語』をリメイクすることだったそうですから、相当ショックは大きいでしょうね」(広告代理店関係者)

 山田監督と言えば大御所中の大御所だが、三谷は歯ぎしりをしているという。

「ただ、三谷さんの凄いところは、『山田さんなら間違いなくいいものを作るだろうけど、いつか自分がそれを超える作品を作りたい』と切り替えてるようですよ」(前同)

 まずは、今年の”三谷イヤー”を楽しむとしよう。

キネマ旬報 2008年 6/15号

がんばってください。

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最終更新:2011/01/12 11:32
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